発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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家族同士の争いといっても国や地域によって色々あるだろうが、異なる文化圏の大家族同士となると、その騒動は時としてとんでもないものとなるようだ。ドイツ・ニーダーザクセン州の街ハーメルンで、異なる国からの移民の2家族間で大乱闘が発生したのだが、その規模はやはり、我々の想像を遙かに超えるものであった。
レバノン出身の家族とトルコ出身の家族の間に発生したこの大乱闘は、どちらかの家の中で発生した争いが始まりであったというから、恐らく発端は些細なことだったのではないだろうか。だがこの争いはやがて家の外にまで広がり、お互いの家族が参加する騒動へと発展した。
どちらも移民によくある大家族である。そのため、家族間の争いとはいえ参加者はなんと20人以上にも及び、更にそれぞれが野球のバットやナイフ、そしてガスピストルといった物騒なものを持ち出し攻撃し合ったというから、こうなるともう、喧嘩という範囲を超えた大乱闘である。実際この騒動では多数の参加者が負傷し、その中の7人が病院に運ばれる事態となっている。
大乱闘の沈静後、調査に当たった警察はこの騒動のきっかけについて、「レバノンとトルコという、異なる国籍を持つ家族の間に存在する、個人的な考えや意見の食い違い」が原因であるとだけ話しており、具体的な理由は明らかにしていない。だが今回たまたま大騒動に発展したとはいえ、この2家族間には以前から緊張した関係があったことは確認されている。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)