「めちゃイケ」や「PON!」などで活躍するタレントの重盛さと美は天然キャラでいつも笑わせてくれる。だが、彼女がテレビ番組で明かした最新のエピソードには周囲も言葉を失った。
重盛さと美(22)が7月2日に放送されたバラエティ「メレンゲの気持ち」に出演した時のことだ。彼女が愛用している『ネタ帳』が紹介されたのだが(ネタ帳と重盛も言っていた)22歳のアイドルが使用するとは思えない黒皮の名刺サイズほどの地味なものだった。もっとカワイイのが無いのかと聞かれて「これの方がお財布にも入るから使いやすい」と重盛は説明していたが、ネタへの意欲は芸人なみのようだ。その中から一部、『嫌いな人』と書かれたものが紹介された。「パンツをパンティと言う人」、「オーライをライッ、ライッって言う人」、「ヘルメットをヒェルメットと言う人」、「『終わった…』と大げさに言う人」という内容だった。司会の久本雅美らも微妙な面白さに“中笑い”という感じだった。
久本雅美が「天然でおバカをやらかすことが多いんだって?」とそんな重盛さと美に尋ねると、彼女が最近あった出来事を話してくれたのだ。彼女が控え室で靴を履く時に、つま先まで靴が入るように床に『コンコン』と打ち付けた。次の瞬間、重盛は部屋の入り口のドアに向かって「はーい!」と返事したのである。彼女は『あれ? 気のせいかな?』と逆の足の靴を履こうとして、またつま先を床に『コンコン』と打ち付けた。するとまた彼女はドアに向かって「はーい」と答えたのである。どうやら彼女は、自分で床に靴を打ちつけた音が誰かがドアをノックする音に聞こえたらしい。これには久本や共演者らも唖然として「なにやってんの?」と言うと、当時、周りには誰もいなかったのか確認した。重盛は「マネジャーさんとかスタッフさんとかいたんですけど、今みたいにじっと見てました」とやはり呆れられていたと話した。
重盛さと美がまだ「めちゃイケ」に合格する前、明石家さんまの楽屋にあいさつに行った際に「グーでノックするのは失礼だから」と手のひらで『バンバン』ドアを叩いてさんまを驚かせたこともある。後でエピソードとして聞くと笑えるが、その場では何が起きたか理解に苦しむほどの行動をやらかしてくれるのが重盛さと美流なのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)