発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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嫉妬に狂った人は一体何をするか分からないというが、これもそうなのだろう。他の女性と浮気をした自分の恋人を2人の薬物中毒者に襲撃させた21歳の女子大生が、逮捕され判決を受けた。
浮気をした恋人に嫉妬した女は今年2月初め、路上で偶然出会った26歳と33歳の2人の薬物中毒の男達に、依頼料275ユーロ(約3万円)で恋人を襲撃するよう依頼した。
依頼を受けた男達は後日、女の目の前で恋人の男性に襲いかかり、棒で殴るなどして傷を負わせた。そしてその3日後、依頼した女と一緒にいた恋人の前に変装した男達が再び現れ、男性を襲撃、更には女の持っていたハンドバッグまで奪い去っていった。
だがこのハンドバッグの中には、依頼金の残り200ユーロがあらかじめ準備されていたのだ。つまり、女は男達にバッグを奪われたふりをして実は残りの依頼金を渡していたというから、何とも用意周到かつ狡猾な計画であったことが分かる。
その上女はまだ足りないと思っていたのか、3度目の襲撃についても考えていたらしい。恨み骨髄に徹すといった状況であるが、その前に彼女らの計画は公に漏れ、3人は逮捕された。
ドイツ西部ジーゲンの地方裁判所で最近になって下された判決で、男達は懲役2年の刑となり、刑務所に送られるという相応の刑を受けたのに対し、女は男性との仲が復活したこともあり情けをかけられたのか、2年の保護観察付き執行猶予が言い渡されたのみであった。
計画者である女に対する扱いが襲撃者に比べ格段に良いのは全くもって腑に落ちないが、襲われた男性がこの女とよりを戻したいと思ったことも何とも理解しがたい。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)