エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「俺たちの2年間って…」。嵐が女子アスリートとの力の違いにショック隠せず。

ジャニーズの人気グループ嵐がテレビ番組で女子アスリートとゲームを競った。運動能力が試される内容だが、毎回行っているゲームだけに自信ものぞかせた嵐メンバー。しかし、その結果はアスリートたちとの力の差を思い知らされるものとなってしまった。

嵐の冠番組の中でもゲームを競うことで出演者の意外な表情が見られるのが『VS嵐』だろう。6月23日放送の同番組で嵐チームに対戦したのは女子アスリートチームだった。吉田沙保里(レスリング)、上野由岐子(ソフトボール)、小椋久美子(バドミントン)や女子サッカーの澤穂希(さわほまれ)といったオリンピック常連メンバーに、女子ラグビー日本代表主将の鈴木彩香やボルダラー(フリークライマー)の尾川智子といったバラエティではあまり見かけない2人も登場した。

番組でおなじみのアトラクション(ゲーム)で対戦する合間にアスリートの技を嵐メンバーが体験する絡みもあり、お互いに盛り上がっていた。ソフトボールのピッチャーでその球威の凄さで知られる上野由岐子が投げる球を、子どものころ野球をしていたという松本潤が受けることになった。キャッチャーマスクもつけずに構える彼に周囲もヒヤヒヤしていた。上野の投げる球は最速で120kmだというが嵐たちから「松本さんも仕事があるので半分くらいで…」と声がかかり、彼女もかなり抑えて投げた。それでも松本潤のミットに突き刺さるようにドンと球はおさまり凄い迫力だったのである。受ける松本潤もその速球を受けきれたことで面目を保って満足そうだった。

意外にもバドミントン部だったという大野智は小椋久美子とバドミントン対決を行い、真剣な表情でラケットを構えた大野は経験者らしいさまになるフォームで小椋と数回ラリーを行ったのだ。しかし、彼女がスマッシュを打つと途端に戦意喪失していた。「なんなんだよ今の!?」とその急速の威力に舌を巻いた大野智は再びラケットを構えようとはしなかった。

そんな中で最も嵐メンバーが女子アスリートの力を思い知らされたのがアトラクション『クリフクライム』だった。女子アスリートチームからはボルダリング(フリークライミング)の選手である尾川智子が挑戦したのだ。このゲームは直角な壁面に空いた穴にパスされた足場となるバーを差し込みながらロッククライミングのように登り切り頂上のボタンを押すという競技だ。ところが尾川智子は足場をまったく使わずに軽がると登り切ると、頂上前では懸垂をしてみせる余裕のパフォーマンスも見せたのである。唖然とする嵐メンバーが彼女に本来のロッククライミングに比べて難易度はどれほどか尋ねると「ウォーミングアップ?」と微笑んでいた。二宮和也が「俺たちの2年間っていったいなんだったの?」と脱力していた。

この日のアトラクション5種目全てで嵐チームは女子アスリートチームに差をつけられ、合計ポイントで嵐チームの800ポイントに対してアスリートチームは1090ポイントという大差で敗れたのだ。しかも女子アスリートたちはパワーを温存していた感もあるほどだ。日本を代表する彼女たちの力を見せ付けられた形となったがWカップやロンドン五輪へ向けて頼もしさも感じられた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)