赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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バルセロナ空港から中心地に向かうバスの中で盗難を繰り返してきた男2人が逮捕された。
バスの中といっても彼らの狙いは乗客がいる座席にある荷物ではなく、トランクの中に収納されているキャリーケースやスーツケースなどであった。
方法は、まず1人がキャリーケースの中に身を隠す。そしてもう1人がバスのチケットを購入し、相棒が隠れているキャリーケースをバスのトランクに預ける。
その後キャリーケースから出てきた男は、預けられた旅行者の荷物を物色し、金目の物を奪い取るのだ。
だが、この盗難事件があまりにも頻発したため、通報を受けた警察が捜査に乗り出すこととなった。
その結果、預けられていた異様に重く大きいキャリーケースを怪しんだ警察が捜査のためそれを開くと、まるでアクロバットダンサーのように身体を丸めた男が中から出てきたという。
これがきっかけとなり、男2人は逮捕されるに到った。
こうした事件は、特に海外では残念ながら有り得ることである。空港で預けた荷物がどこか別の所に運ばれてしまったという例も枚挙にいとまがない。
旅行の際は、貴重品はスーツケースやキャリーケースに入れず、身につけておいた方がいいだろう。
それにしても、この泥棒らの知恵(?)と努力、そして計画遂行までの時間は盗難のためでなく、他のことに向けても十分上手くやっていけたのではないかと思うのは記者だけであろうか。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)