エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「飽きないですか? 」タモリがMEGUMIの大胆質問に答えた、いいともを28年続けた秘訣とは?

タモリが司会を務めるテレビ「笑っていいとも!」は現在29年目に突入している長寿番組だ。タレントのMEGUMIがそんなタモリに「よく飽きませんね?」と聞いてしまった。

笑っていいとも!」は『森田一義アワー 笑っていいとも!』が正式名称であるように司会は基本的にタモリが務める。単独司会者による生放送の長寿記録として『5000回』を達成した際にギネスブック(2003年版)に認定されており、その息の長さは世界が認めるものなのだ。

6月29日に放送されたテレビ「ライオンのごきげんよう」にタレントのMEGUMIが出演した際に、タモリから聞いた「笑っていいとも!」の司会を続けてきた秘訣を明かした。MEGUMIが「いいとも」に出演した時、番組のCM中にタモリに「こんなに長いことやって飽きませんか?」と思いきって聞いたのである。タモリは「後ろを振り向かないことだね」と答えたという。

タモリでも「今日はすべっちゃったな」と感じる日がやはりあるようだが、「クヨクヨと考えない。次の日に引きずらない」ことが大切なのだ。これが『後ろ(過去)を振り返るな』の意味するところである。タモリは「『明日も楽しいな』と楽しんでやっていたらこんなに続いちまったよ」とも話したそうだ。

それを聞いて司会の小堺一機も「勉強になります」と感心していた。「ごきげんよう」も長寿番組として知られ、小堺にとってもタモリはお手本のようなものだろう。彼は「笑っていいとも!」を欠かさず見ているようで、タモリが話したギャグをたまに番組で引用することもあるほどだ。最近は視聴率が以前ほど取れないとも話題になっている「いいとも」だが今年の春から番組の企画や構成をかなり大胆に変えており、次の段階へ向かって模索している時期と思える。お昼の顔としてタモリにはまだまだ続けて欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)