女装タレントのマツコ･デラックスがテレビ番組で紹介された最新のダイエット方法に関心を示したが、その詳しい内容を聞くと、今度は不満感を露にしていた。

マツコ・デラックスの体重は140kgとされているが、マツコによるとご飯や麺類が大好きで肉類はあまり食べないそうだ。6月22日に放送されたテレビ「ホンマでっか!?TV」ではアメリカで流行っている『ふりかけるだけで食欲を抑えるふりかけ』が紹介された。ふりかけといえばご飯にかけるイメージがありマツコ・デラックスも興味津々だった。

このふりかけを紹介したのは海外セレブゴシップ評論家の大柳葵理絵先生だったが、そのメカニズムに関しては生物学の池田清彦先生が詳しく説明した。アメリカでは1400人の臨床試験で平均13kg痩せたという結果があるが、池田先生は「そうとうに太っている人を対象にしているようだ」と説明してマツコ・デラックスを見たのだ。それに対してマツコは「私、そのふりかけに勝つ自信がある！」と挑戦的に言い返したのだ。

池田先生はさらに、ふりかけのしくみを「脳の満腹中枢に働きかけて『満腹だと思わせてこれ以上食べるなと指令させる』、本当は脳を騙すのは良くないんだけどね」と説明した。さらに続けて「食べた後味が良くない」と渋い表情をしたのだ。するとマツコはまたしても挑戦的な目で「ぜってぇー負けねー！」と叫んでいた。

マツコ・デラックスにしてみると大好きなご飯を脳を騙してまで減らして、しかも美味しく食べられないことを想像しただけで許せなかったようだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）