最近また頻繁にテレビで流れるようになった、スポーツ振興くじ「BIG」のCM。お笑いトリオの森三中があのプリンセス・プリンセスになりきり、名曲『Diamonds』の替え歌を熱唱している姿をご存じだろうか。このCMに対し、抗議の声？を上げている人がいるというのだが。

昨年の「BIG」のCMでは『キャッツ・アイ』の来生三姉妹に森三中が扮し、太めのレオタード姿が話題を呼んだ。今年も引き続き森三中がCMに起用され「BIGヒットパレード」と題し、第一弾がキャンディーズ「暑中お見舞い申し上げます」な「開幕」篇が年明けから放送された。そして3月9日から、プリンセス・プリンセス「Diamonds」な「売り場」篇が放送されていた。しかし翌々日に起きた東日本大震災の影響で、このバージョンのCMは自粛され多くの視聴者は目にすることが無かったのだ。

「6億円だね～」と岸谷（旧姓：奥居）香に扮してボーカルを担当しているのは、森三中の黒沢。ギターとベースを合わせた3人の衣装も髪型も、プリプリを思い出させる懐かしさで全員ノリノリである。特に当時を知る世代には、かなりのインパクトがあるCMに仕上がっている。

しかしこのCMに怒っている人物が判明した。それは岸谷香のお子さんたちである。6月23日の彼女のブログ「岸谷香談」によると、「よりによって、デブなんだよね。」とお冠らしい。黒沢がママの真似をしているのが嫌なのか。「ごめんね、森三中。」と岸谷は謝っている。

だが本人の岸谷香さえ「え？　私じゃないよね。」と凝視したくらい、森三中は外見を忠実に再現している。ただ「横幅」が異様に広いので、岸谷のお子さんたちには許せないのであろう。
（TechinsightJapan編集部　みやび）