日本テレビのお昼の生バラエティ番組『ヒルナンデス!』が始まってから、約1か月が経った。視聴率で苦戦を強いられているようだが、金曜日はお笑いタレントの有吉弘行が曜日レギュラーとして出演し、他の曜日に比べて評判が良いようだ。
『ヒルナンデス!』のメインMCは南原清隆(ウッチャンナンチャン)であるが、他に月曜日から木曜日までは曜日MCが存在する。遠藤章造(ココリコ)や渡部建(アンジャッシュ)らが日替わりで担当し、彼らが中心となって番組が進行される。南原はまとめ役であったり、他の若手ゲストのコメントがグダグダになってしまうと、さりげなくフォローしている。
だが金曜日だけ、形態が違うのだ。本来なら久本雅美が曜日MCなのだろうが、「WAHAHA本舗」の舞台が始まると『ヒルナンデス!』を休んでしまうのだ(事実すでに2回ほど欠席)。その為か、久本の番組での扱いは、“曜日MC”ではなく、“スペシャルレギュラー”という肩書きになっている。そうすると久本の不在時には当然、有吉が奮闘しなければならない。
毎週ある自分の担当コーナーの進行はもちろん、他のコーナーの聞き手側としてのコメントを出し、共演のフルーツポンチが面白くなければ罵って盛り上げ、お昼の生放送ギリギリの毒を合間を見て吐く―という有吉にとって気の抜けない2時間である。
その中で有吉の格好のイジリの標的になっているのが、毎回出演している水卜麻美(みうらあさみ)アナウンサーである。水卜アナは昨年入社の24歳で、中学校から大学とバレーボールを続けていた体育会系である。そんな彼女は太目というかぽっちゃり系で、色白の丸顔が初々しい。初めてのレギュラー・アシスタントで一生懸命な水卜アナを、「今日もムチムチ感が、すごいですねぇ。」とからかうのだ。確かに彼女は時々、ノースリーブに近い袖のブラウスを着たりショートパンツをはかされていることがある。男性から見れば、柔らかそうな体が魅力的に映るだろう。
だが有吉にイジラれ上手く返せない水卜アナに対し、「むっちりの、ミウラちゃん。」と毎回お決まりのように番組の冒頭で話題にするのだ。
だが有吉の水卜アナをからかっている様子は、小学生の悪ガキが好きな女の子にちょっかいをかけているみたいで微笑ましい。水卜アナの応援スレでは、「有吉は水卜アナを、気に入っている。」と評判である。
(TechinsightJapan編集部 みやび)