前衆議院議員でタレントの杉村太蔵が自民党時代に『1日でどれだけ多く握手できるか』に挑戦したことを明かした。
杉村太蔵(31)は現在、たちあがれ日本に所属するが、彼は2005年に自民党から第44回衆議院議員総選挙に出馬して当選したことで政治の道を歩み始めた。当時は小泉チルドレンの顔であり「ニュータイプ政治家」と呼ばれて話題となった。
その彼が4月21日に放送されたテレビ「ダウンタウンDX」で、当時の選挙活動の裏話を明かしたのだ。
まだ杉村太蔵の議員経験も浅い頃に、ある候補者の応援に呼ばれた。そこで彼は「とにかく多くの方と握手するように」と指示されたのだ。
彼は言われるがままに「何人と握手できるものだろうか?」と挑戦してみたところ「1日に5,000人の方と握手することができた」と言うのである。
1日に選挙活動ができるのは12時間という決まりがある。「1時間で416人は握手した計算になる」と杉村は言うが、実際には12時間フルで握手するわけではないのでそれよりも多いことになるだろう。
膨大な数の人々と握手した頃を思い出して杉村太蔵は「AKBやSDNでもない僕にとって、この人数は凄いですよ!」と興奮していた。
アイドルが握手するのはほとんどが自分のファンだろう。しかし議員は自分に関心が無い人々も相手に『握手をお願いする』側であり「その中で5,000人なんですから驚異的です」と力説する彼の気持ちも分かるのだ。
杉村太蔵は議員の先輩や周囲のスタッフからこの握手の大切さを教わってきたという。「選挙に勝つには握手しろ、握手したら票が入る!」とずっと聞かされてきたのだ。
すると彼はハズミで「そんなことは無いんですけどね」と本音を明かして逆に共演者を慌てさせた。しかし、1日に5,000人の握手を続けるならば票につながる気はするのだが。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)