ロックバンドHOUND DOGの大友康平(55)が大学時代にコントグループとしてステージに立っていたことを明かした。
大友康平は東北学院大学に在学中からHOUND DOGを組んで活動していたが、同時に『コント爆弾』というグループでも活動していたのだ。これは4月11日放送の「笑っていいとも!」に出演した際に彼が明かした貴重な証言である。
大友は当時からロックもお笑いも好きで「コント爆弾の方がウケていたらそれはそれで良かった」と言う。HOUND DOGの方が人気が出たので現在のロックミュージシャン大友康平がいるのだ。
当時は2つを同時進行していたが、一度だけHOUND DOGの前座をコント爆弾がやったことがある。大友だけは2つカケモチだったのだ。彼は「コントやったそのすぐ後に『みんなノッテルか!』とやるけどお客のノリが悪かった」と思い出を語った。
このコント爆弾はリーダーだった、いまだ青春(芸名)の判断でメンバーを次々とクビにして最後は大友と2人で「青春&康平」となる。そしてある日、神社の祭りでコントをやっていた時に、見ていた子供が「おもしろくないぞ」と投げた玉砂利が大友のおでこに当たった。彼が子供の胸倉をつかんで「親を呼んでこい!」とブチ切れたことからリーダーが解散を決意したという。
そんな過去を持つ大友康平は「笑わせるのは難しいことを知っている。だけどお笑いを見るのは好き」と今は熱心なお笑いファンだと明かした。
彼は好きなお笑い芸人のタイプについて「MCはヘタだけど、本業は面白いのがいい」と話すとお笑いについて語りだしたのだ。最近の芸人はMCも芝居もうまくこなすが「意外と、本業がつまらない人もいる」と手厳しい。そんな彼は「昔ながらの『本業が面白かったらあとはいいんだよ!』という人が少なくなった」と寂しそうだった。
大友康平はロックミュージシャンとして有名だが、以前はラジオのパーソナリティとしても人気でトークがなにしろ上手いのだ。この日もテレフォンショッキングで、司会のタモリが完全に聞き役になるほどしゃべりまくっていた。おそらく、コント爆弾時代の経験が生きているのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)