APF通信社代表の山路徹氏を最近、頻繁にTV番組で見かける。昨年の不倫騒動で「このままだと自分の人生が、ダメになる。」と、積極的にマスコミの前に出ることを決めたのだ。
4月8日放送の『人志松本の○○な話』(フジテレビ系)に初出演した、山路徹氏。腕組みをしながら、ある女子大生絡みの話を始めた。
まずは今から18年ぐらい前に、ボスニア内戦の取材を数年間行っていた時代の話である。その間は何回も日本と行き来しながら、取材を続けていた。日本に帰ってきたある日、一通の手紙が彼のもとに届いた。それはボスニアで通訳として山路氏と行動を共にしていた、現地の女子大生からだった。内容は―
「あなたの子供が、できたの。早く戻ってこないと子供の名前を、“SONY”か“TOSHIBA”にするわよ。」
全く身に覚えが無かった山路氏だが(司会の松本人志らは疑いの目)、誤解を解くために慌ててボスニアに向かったという。
次に今から25年ぐらい前に、中南米で何か国かを取材して帰国したときのこと。当時は結婚していたのだが家に帰ると家財道具が一切無く、部屋の隅に彼の荷物が入れられたダンボールがひとつだけ残されていた。箱の中には、「あなたとは別れる。」と妻からの手紙が入っていた。理由がわからず実家にいた妻に連絡を取ると、南米で通訳をしてくれた女子大生から山路氏宛にラブレターが自宅に届いていた。
「あなたとは運命的な出会いだった。あなたと再会して、結ばれなければならない。」
この手紙を読んだ彼の妻が夫の浮気疑って、家を出てしまったのだ。怒りが収まらない山路氏の妻は英語でその女子大生宛に、「彼には日本に妻がいて、幸せな家庭がある。あなたに興味なんて無い。」と手紙を書いて投函したしたばかりだった。たぶん当時の彼の妻は、山路氏と本気で別れたくは無かったのだろう。
だがこの後の山路氏の行動が、理解できないのだ。「いきなり、こんなキツイ内容の手紙を女子大生が読んだら彼女は傷ついて、可哀想だ。」と郵便局にその手紙を引き取りに行ったという。(断られたが。)今から思えばその女子大生に、「自分は結婚している。」と言ったかは覚えていないそうだ。
山路氏がハッキリしない態度だから女性に誤解されるのか、誰も傷つけたくないというのは彼自身を悪く思われたくないからか。どちらにしても山路氏は若い頃から今も、“恋愛スタイルが”変わってないような気がするのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)