エンタがビタミン

writer : miyabi

登山家の野口健、大量の寝袋を被災地へ自ら届ける。

先日お笑いタレントの江頭2:50が自ら、福島県いわき市へ救援物資を届けた行動が賞賛と感動の嵐を呼んでいる。そして登山家の野口健も、自らトラックを運転して寝袋を被災地へ届けたことが3月24日の『スッキリ!!』(日本テレビ系)で放映された。

野口は多方面に協力を仰ぎ集まった約400個の寝袋をトラックに積み込み、希望のあった陸前高田市内の小学校へ23日に届けた。足元が冷える布団などより寝袋のほうが暖かいから―という理由があったという。もし他の市町村からも要請があれば、野口は世界中の仲間に呼びかけ寝袋を用意したいと語る。
※野口健事務所によると、今回提供された寝袋は新品の品物をメーカーに手配してもらったものです。個人の方からの提供は受付していません。

個人での寄付や募金活動、励ましのメッセージの発信など各界の著名人は、様々なかたちで被災地への支援を行っている。その中でも、過去に色々な苦労をしたり経験を積んでいる方々の頼もしい“行動力”には感心するばかりである。

野口は実際に被災地の現状を目の当たりにし、「日本中の人たちが何かひとつ背負って、できることを協力して行きたいですね。」と語った。決して力んだ物言いでなく、淡々と話していた口調から現地の悲惨な現状が伝わってきたのであった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)