お笑いコンビ、平成ノブシコブシの吉村崇は『破天荒』キャラで人気の芸人である。しかし同期お笑いコンビのピースがブレイクしたことが影響して、そのキャラに迷っていることが分かった。
『破天荒』とは唐の時代に出来たとされる故事で「人がなし得なかったことを初めて行うこと」などの意味がある。現代では「型破りで豪快、大胆な行動」をイメージして用いられることも多い。
平成ノブシコブシの吉村崇が自ら「俺は破天荒だからな!」と使うのもそうしたイメージを持たせる為なのである。
ところが3月2日に放送されたテレビ「イチハチ」で、その吉村の行動が最近変化していることが明かされたのだ。
よしもとのお笑いコンビで平成ノブシコブシと同期のピースは、昨年ブレイクして現在も売れに売れている。
そのピースの綾部祐二と吉村は、深夜枠のバラエティ番組「ピカルの定理」の人気コント「ビバリとルイ」で同性愛者の上司と部下を演じているのだ。
吉村と同居するお笑いコンビ、ふくろとじのてっちゃんは「最近、吉村さんのHDDレコーダーにはピースの録画でいっぱい」と証言している。
てっちゃんは吉村がピース、特に綾部を意識しており「綾部さんが酒を飲まないからと酒を飲まなくなり、生き方を変えたようです」と続ける。破天荒な吉村崇はどこに行ってしまったのか。
てっちゃんの証言を聞いて、吉村は「綾部みたいにスタイリッシュに自分も生きたい」と心情を明かし「俺なんか、現場で一緒になるのは出川さんかダチョウ倶楽部ばかりですからね」と悔しそうに語った。
さらに「最近はイイにおいがする1万円のボディクリームを塗っているようです」との証言が出ると、吉村は「俺もそろそろ芸能人(の彼女)で行きたい」とプレイボーイで知られる綾部祐二へのライバル心をむき出しにしたのだ。
果たして『破天荒』キャラを捨てて吉村崇に未来はあるのだろうか。そんな彼にマネージャーが伝えたメッセージは「後輩150人に説教した『破天荒』な頃を忘れずに」というものだったのだ。
私生活では破天荒さが薄れている吉村だが、前述の「ピカルの定理」での彼はまだまだ『破天荒』キャラ全開で決してピース綾部に負けていない。これからもブレることなくそのキャラを続けて欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)