エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「出産直前は、栄養失調だった。」野田聖子議員が語る、“超高齢出産の過酷”

今月から議員活動を再開した、野田聖子議員。3月10日深夜放送の『NEWS ZERO』(日本テレビ)に出演した野田議員は次々と襲ってきた困難を乗り越え出産、現在の心境を語った。

昨年5月に白人のメキシコ人女性から卵子提供を受けて体外受精に成功、今年1月に帝王切開で男児を出産した野田議員。加えて彼女は出産時の年齢は50歳であり、“超高齢出産”であった。

赤ちゃんは彼女の体内にいるときから、数々の疾患を抱えていたのは他の番組のインタビューでも答えている。そのひとつに「食道閉鎖症」という疾患があり、赤ちゃんは羊水が飲めない状態だった。そのため子宮の中に、どんどん羊水が増えていったのだという。大きくなった子宮は肋骨や内臓を圧迫し、息苦しくなり食事が満足に取れなくなってしまった。「12月の末には、私は栄養失調になっていました。」血圧も異常に上昇し「母体を守るため」に、予定より一ヶ月早い出産に踏み切った。

50歳という年齢から出産前の状態に子宮が戻るのが遅いーとは聞いていたが、あまりにも羊水が溜まって大きくなりすぎた子宮は全く小さくならなかった。出血も止まらず貧血の解消のために、子宮の摘出手術を彼女は受けている。

妊娠するまで野田議員の「絶対に子供を生みたい。」という強い信念は、どんな批判にも負けなかった。そして待望の母親になった今は、「何としても我が子を守り、育てて行く。」という大きな覚悟がインタビューから感じられた。今も入院中の息子に仕事の合間を見つけては、母乳を届けるという野田議員。母親になってより強くたくましくなったが、出産前より表情が柔らかくなったのが印象的であった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)