歌手の相川七瀬(36)には2人の男の子がいる。ある時、9歳の長男が生まれる前の記憶を話した。母親の相川はその話を聞いて驚き、そして感動した。
相川七瀬はロック歌手としても知られる一方で霊感が強いことでも有名である。自らも霊感体験を著した「相川七瀬×真矢のバリコワ―実体験コミック&対談集」を出版。またスピリチュアルエリアとして知られるセドナへも何度も訪れており「セドナ 天使の町」ではその体験を書いている。
霊感少女的なイメージのある相川七瀬でさえも、我が子が明かした生まれる前の話にはさすがに驚いたという。
3月2日に放送された「ライオンのごきげんよう」で、彼女は長男が小学校で『誕生の秘密』という課題を勉強していた頃のでき事を話した。
その授業では勉強の締めくくりとして、子どもが生まれる生命の不思議を学び『子どもからママへのメッセージ』と『母から子どもへのメッセージ』を集めて冊子にしたのである。長男が持ち帰ったその冊子で『ママへのメッセージ』を読んだ相川七瀬はびっくりした。
「生まれる前に、ボクは上の世界からママのことを見ていたよ」とそこには書いてあったのだ。
相川が長男に「どこから見てたの?」と再確認すると「上から見てた」と我が子はやはり答えるのだった。
さらに彼女が「どうやって(ママのところに)来たの?」と問うと「ちょっと良さそうだったから、決めた」と言うではないか。
長男は「一番遊んでくれそうだったから、楽しいかと思って来た」そうである。
9歳の子どもが、母親にそんな作り話をするとも思えず、しかも我が子が本気で話していることは母親として彼女には分かるのだ。さすがの相川七瀬も驚き、そして感動したのだった。
ところが長男が続けて話すには「楽しいはずだったのに、まさかこんなに『鬼』だとは思わなかった」といつも叱られる母への不満を口にしたのだ。
いきなり現実をつきつけられた母、相川七瀬は別の意味で驚いたのだった。
相川七瀬は長男がお腹にいた頃は出産直前までアルバムの制作をしており、次男の時は妊娠9か月でライブを敢行するなど妊娠しても、とにかくロックしていた。
子どもたちはそんな彼女を上の世界から見て「楽しそう」と思ってやってきたのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)