ベルリンに住む64歳の男の家から、多数の武器が所持されているのが発見された。何とも物騒なこれらの物が発見されたきっかけは、全く偶然のことからであった。

男の家から見つかった武器は6丁のカービン銃をはじめ、非常に多数の弾薬や弾丸、手榴弾など多岐にわたる。
だが、これらの物騒な武器が見つかったのはタレコミなどがあったためではなく、男が自分の娘婿と起こした大喧嘩を止めるためにやって来た警察官が、男が集めていたそれらの武器一式を目にしたからであった。

男は当時、1歳になる自分の孫娘を預かっていたのだが、同時に大量の酒を飲み酩酊しており、迎えにやってきた孫娘の父親である娘婿に対して、孫は返さない、自分のいうことを聞かなければ殴る、などと悪態をついていた。
これが大喧嘩に発展、それを止めるためにやって来た警察官が、男性の家の中に置かれていた、尋常でない大量の武器のコレクションに気がついたことにより発覚したという。

これらの武器は、警察によって全て押収された。また警察は、兵器管理法違反や侮辱罪などの容疑で、この男に対する取り調べを続けている。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）