日本を代表するミュージシャンの一人、エンケンこと遠藤賢司が来月12日に東京・吉祥寺でワンマンライブを行う。このライブを開催するライブハウス「ROCK JOINT GB」では、高校生を2000円、大学・専門学校生を3000円と大幅な割引価格にてチケット販売するほか、近隣の学校に通う学生を対象に、ドリンク代のみ・入場料無料で学生をライブに招待する。

これは、「ROCK JOINT GB」を運営する曼荼羅株式会社が発表したもの。吉祥寺のライブハウス「ROCK JOINT GB」では2009年より、22歳以下の若手ミュージシャンを対象にしたコンテスト「JYOJI-ROCK U-22 GRAND PRIX」を毎年春、夏に開催しており、昨夏大会では遠藤賢司がゲストライブに出演。多くの若者に刺激を与えた。

こうした縁から、「ROCK JOINT GB」では今回、遠藤賢司のライブに学生を招待することを決めた。若手ミュージシャンや音楽を愛する中高生、大学生らに本物の音楽に触れ、ライブハウスの魅力を体感してほしいという。

遠藤賢司は1947年・茨城生まれ。日本を代表する「純音楽家」。還暦を過ぎた今なお、虚飾、商業的な音楽とは一線を画し、舞台上で命を削るがごときライブを展開。2009年には通算20枚目となるアルバム『君にふにゃふにゃ』を発表。精力的に活動している。

ライブは2月12日(土)に吉祥寺のライブハウス「ROCK JOINT GB」にて開催され、遠藤賢司バンドとしての出演となる。午後6時開場、午後7時開演。一般前売りは3700円プラス1ドリンクで、大学生および専門学校生は3000円プラス1ドリンク、高校生は2000円プラス1ドリンクで販売されている。学生の場合は入場時に学生証の提示が必要となる。

そして、ドリンク代のみの入場料無料招待の応募は今月23日まで受け付けており、各学校1名を招待するという。応募は学校名・氏名・電話・メールアドレスを明記の上、曼荼羅企画室（FAX：0422-23-5215　またはメール：fujisaki@mandala.gr.jp）へ。いったいどのようなライブが展開されるのか…世代を超えた純音楽の絆づくりに期待が高まっている。
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）