今年で三回目を迎えた、1月2日放送の『新春TV放談2011』(NHK総合)。この番組は“テレビ”をテーマに視聴者のアンケート結果から、2010年話題になったTV番組やタレント等についてトークを展開し、それらの2011年を予想する内容。パネラーもクリエーターや文化人、タレントなど多彩で毎回大好評のお正月番組である。
“2010年人気急上昇ランキング”第一位に選ばれたAKB48について、元モーニング娘。の矢口真里が自分たちの時と比べて話をしていた。矢口によるとAKB48を見ていると、「よく働いているなあ。」と感心するのだという。モーニング娘。の人気がピーク時と比べものにならないくらい、今のAKB48のメディアへの露出度は多いと語る。「私たちの時より、AKB48の方がもっと寝てないと思いますよ。」と経験者らしい感想を述べた。それを聞いていたMCの千原ジュニアが、「カラオケの時、“LOVEマシーン”に当時のモーニング娘。メンバーの映像を見たけど、奇跡的に全員が可愛かったな。」ジュニアは暗に“AKB48には、可愛くない子がいる”と言っているのと同じだ。
また2010年ブレイクしたK-POPガールズのKARAについてジュニアが、「KARAって、一人一人は可愛いですか?」と疑い深くテリー伊藤に聞いた。他の男性パネラーからも「ビミョーですよね。」と、やんわりとした意見が出た。
するとKARAと食事をしたというテリー伊藤は、真剣に反論した。「みんな完全に可愛いですよ、KARAは。そして性格が純真で、素朴なんです。」テリー伊藤によると、日本のタレントより恥じらいがあり初々しい。そこに日本の男の子も、惹かれるんじゃないかと熱く語った。
しかし中年以降の男性にK-POPガールズファンをたまに見かけるが、日本の若い男の子にも人気があるのだろうか? ブームの中心は彼女らのスタイルの良さやダンスの上手さに憧れる、日本の女性ファンが中心のように思う。とにかくAKB48もK-POPガールズも、今年が勝負の年だろう。パネラーとして出演していた放送作家の鈴木おさむも、「“LOVEマシーン”のようなヒット曲に出会えれば、AKB48も国民的アイドルに成長できる。」と語っていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)