元プロ野球選手の板東英二は、現在70歳。プロ野球選手になったのも“金儲けの手段”だったという板東は、「芸能界のサイドビジネス王」と呼ばれるも数々の失敗談も多い。11月17日の『やりすぎコージー』(テレビ東京)では、その失敗談からサイドビジネスの難しさを学ぶつもりが、ただの自慢話とエロ親父ぶりの披露コーナーになってしまった。
“名古屋の銀座”と呼ばれた場所に、20代前半で娯楽ビルを所有していた板東英二。プロ野球選手だったとはいえ、他に収入の道が無ければ億単位の不動産に手は出ないだろう。プロ野球がオフシーズンの時は、玩具メーカーで営業の仕事をしていたという。当時はお金を稼いでは不動産や株などに投資する―その繰り返しであった。その後バブルの崩壊や様々な事業経営の失敗で、多額の負債を抱えることとなる。その教訓を板東に聞くため、友近は名古屋に向かったのだ。
友近に会った板東は予定に無い行動をとる。彼が羽振りの良かった当時の話を聞くために、板東の馴染みの店へ了解も取らず友近を引き連れ入って行くのだ。「すみません、何の許可も取らずに。カメラまわして良いですか?」と謝りまくる友近と番組スタッフなどお構いなく、「この人達、僕がサウナとか料亭をこの辺でやっていたのを知らないんだって。」と、寿司屋の店主にまくし立てる板東。すると店主は、名古屋で彼が如何に有名だったかを話してくれた。話し終わるとすぐに、また別の店に向かう。さすが最初に「芸能界一、自分のことを自慢する男」と、紹介されただけのある行動だ。
名古屋の街で友近を引っ張り回す段階から気になっていたのだが、板東はやたら彼女の背中や腰に手を回して店に案内していた。決定的だったのは二人が横並びに座って話をしていた時、ナマ足の友近の太ももに何かにつけてタッチ。しまいには撫で回す始末である。これにはVTRを見ていたスタジオから、「セクハラや!」と声が飛ぶ。頃合いを見て友近が、「板東さん今日、よう私を触ってますね。」と言った。すると、「それは小さいとき満州から引き揚げる途中、僕は捨てられそうになったから。」と意味不明の言い訳を始めた。
司会の千原ジュニアらによると、板東英二は都合が悪くなれば「満州から引き揚げてきた苦労話」を持ち出して、話をうやむやにしてしまうという。本来ならこの話は、涙無しでは語れないほどの悲惨なものなのだ。それなのに板東が所構わず「なぜなら、満州から…」と話をするので、すっかり軽い扱いをされているらしい。
今はゆで卵作り器の販売に力を入れている板東英二。色と金に対する欲は未だに、衰えていないようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)