エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】田村正和、初めての“お花見”と“餃子の王将”。そして役者としての“閉店時期”

久しぶりにTV画面に映った田村正和に“老い”を感じた。田村本人からも、自分の演技が昔のようにならない苛立ちも語られた。彼も67歳、外見だけでなく様々な面で年相応になってきた―ということか。

11月26日の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)でインタビューに答えた田村正和。
体型こそ若い頃とは全く変わっていないが、以前よりセリフ覚えに時間がかかり集中力が続かなくなったと話す。「周りは気付かないかもしれないが、自分としては(演技に)納得いかない。」と表情を曇らせる。田村は自分から「こんな役がやりたい。」と希望したことは、全く無いという。もちろん彼のスタッフが、役の選別をしているだろうが、基本的に本人の元に上がってきた仕事は断らない。「この役を田村正和にやって欲しい。」との期待に応える―これが、彼の役者としてのポリシーだという。とはいえ、30歳頃から10年間くらい“ニヒルな二枚目”の役ばかりだったので、本心は楽しくなかったと話す。

全く私生活が想像できない人であるが今年、初めて体験したことを話してくれた。春にドラマの野外ロケで、桜がキレイだったので「お花見をしよう。」ということになった。そこで宴会用にスタッフが、餃子の王将で餃子を買ってきた。それが田村正和の、“初”お花見と餃子の王将となったようだ。しかし極端な小食であるため、餃子は一個しか食べなかったという。

田村正和は役者を辞めるなら、“引退宣言”はせずに自然に消えていきたいと話す。「そういえば最近、田村正和を見ないねー。」という感じで。自分に厳しく役者としてのプライドが高い彼は、俳優・田村正和の“閉店時期”を考えているとも話した。
(TechinsightJapan編集部 みやび)