今年9月突然所属事務所を退社し、引退報道まで流れ、ファンや芸能界に衝撃を与えた水嶋ヒロから、またしても驚くべきニュースが飛び込んできた。「第5回ポプラ社小説大賞」を処女作『KAGEROU』で受賞したのだ。ルックスも経歴も完璧な上に、作家の才能まで加わった水嶋だが、意外な弱点があるという。
水嶋ヒロと言えば、帰国子女で英語は堪能、慶應義塾大学卒、サッカーは高校時代全国大会準決勝進出の実力、そしてもちろんルックスも完璧、とまさに非の打ち所がないイケメン俳優だ。その上、今回水嶋ヒロであることを隠して応募した小説の新人賞で、見事大賞に選ばれたのだ。しかも日本一高い賞金2000万円を「多くの作品が生まれるために使ってほしい」と辞退した。なにからなにまで格好いい水嶋。彼に死角は無いのか?ということで、そんな彼の弱点を探そうと、TBSの昼の情報番組『ひるおび!』で、知られざる3つのエピソードが明かされた。
まず1つ目は、実は“マヨラー”の水嶋、子供の頃は野草にマヨネーズを塗って食べていたらしい。幼少期をスイスで過ごした水嶋は、ある日いつものように葉っぱにマヨネーズをつけて一口食べた所、葉にバッタが付いていたのに気づかず、一緒に食べてしまったらしい。そしてそれがきっかけで大のバッタ嫌いになってしまったのだそうだ。
このエピソードが披露されると、スタジオの小倉弘子アナウンサーから思わず「かわいぃ~」という一言が。目を細め、なんともうっとりとした表情を浮かべていた。
次のエピソードは、水嶋がある人としゃぶしゃぶを食べている時のこと。携帯に夢中になっている水嶋は、もう肉が煮えているよ、と声をかけられると、なんと携帯をトング代わりに肉を取ろうとしたらしい。
ここで今度は小倉アナに加え、コメンテーターの三雲孝江までもが声を揃えて「かわいぃ~」と発言。メインMCの恵俊彰はすかさず、「ヒロくんだからいいんでしょ? 僕らが携帯を鍋に入れたら、『汚ぁーい、もう食べられないじゃなぁーい』とか言うんでしょ!」と突っ込んでいた。
そして3つ目のエピソードは、映画共演者からの話。水嶋が「あ、蚊だ」と言って、自分の腕をバシーンと叩いたのだが、それはほくろだった、というもの。
どれも天然ボケのエピソードばかりなのだが、イケメンで中身も完璧な男がふと見せる天然ぶりは、弱点どころか女性陣の心をさらに捉えてしまったようだ。
突然の事務所退社騒動時、退社理由について水嶋は「執筆活動に専念したい」と発言していた。当時は「作家なんて、なりたいと言ってなれるものではない」と彼の甘さや無計画さを指摘する厳しい声も聞かれた。しかし彼は6月の時点で既にこの賞に応募しており、また「水嶋ヒロ」の名を使わずしても賞を取るだけの実力があることを自ら証明したのだ。受賞作の出版と、早くも次回作への期待が高まっている。
(TechinsightJapan編集部 子葉)