エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】乙武洋匡さん、酔っ払いにからまれる女性を救っていた。

『五体不満足』(1998年、講談社)の著者で知られる乙武洋匡さんが電車でからまれて困っていた女性を助けたことを明かした。

乙武洋匡さんはスポーツライターとして活動しているが、2007年4月からは小学校の教員として杉並区立杉並第四小学校で教鞭をとり今年の3月31日まで勤めていた。
彼は他にも毎月数回の講演会で日本各地を回るなど活発に活動しているのだ。私生活では今年7月に次男が誕生して1月で3歳となる長男と二児のパパとなっている。

11月6日の「メレンゲの気持ち」に出演した乙武洋匡さんは、サプライズゲストとして登場した友人からプライベートでのエピソードを明かされた。
友人は歌舞伎町でホストクラブを経営している33歳の若手実業家、手塚真輝さんで乙武さんの交友関係の広さがわかる意外な人物だった。
彼から「電車で女性を助けたことがあるらしい」と明かされて乙武さんは自らそのエピソードを話したのである。

ある日、乙武洋匡さんが終電近くの電車に乗っていると酔っ払いの男が女性にからんでいた。車両にはほとんど乗客もおらずガランとしていたので酔っ払いのからみ方も凄かった。
見かねた乙武さんは「車イスで突っ込んで、その間に逃げてもらった」と言うのだ。相手は酔っ払いだけに反撃されて車イスを倒され怪我をする恐れもある。乙武さんの正義感と勇気を知ることができるエピソードだ。

彼は小学生の頃からケンカしたときに相手にどう立ち向かうかを研究しており、スタジオでFUJIWARAの原西孝幸を相手にその技を披露した。アゴを使って相手の膝関節をロックして倒すという技をかけられて、原西は痛さに耐え切れず倒れこんだ。乙武さんが技を繰り出すのが速くて「なんですか? イマの?」とナゼ倒れたのか分からないほどだった。
乙武さんが電車で酔っ払いに対応できたことには、子どもの頃のこうした体験が活きているようである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)