嵐のリーダー・大野智といえば、マイナスイオンが出ている、と言われるほど穏やかなキャラが定着しており、バラエティ番組でも自ら口を開くことは少ない。そんな彼が、ある後輩にお説教をしたというエピソードが番組内で暴露され、会場のファンや嵐メンバーは騒然となった。あの温厚そうなリーダーが、一体誰にどんなお説教をしたのか?
10月21日放送の「VS嵐」(フジテレビ系)には、対戦ゲストにドラマ「フリーター、家を買う。」チームが登場した。同ドラマで主演を務める二宮和也は、対戦チームで嵐チームの敵として参加した。その他、共演者の香里奈、井川遥、丸山隆平(関ジャニ∞)、竹中直人、浅野温子が参戦した。
番組の中盤、フォーリングパイプというゲームで、嵐チームからは大野智、対するゲストチームからは関ジャニ∞の丸山隆平が代表で出て対戦した。そこで突然、松本潤から「マル、リーダーにお説教されたことがあるんでしょ?」と話を振られると、怒られたという丸山よりも、なぜか大野の方が赤面。11年一緒にやっている嵐のメンバーも、誰一人リーダーから怒られたことは無いと言い、この話には興味津々だった。
大野と丸山は以前、ドラマ「歌のおにいさん」で、同じ歌のお兄さん役で共演した仲。最近一緒にお酒を飲みに行った時に、丸山から今回のドラマの役作りで悩んでいる、と相談を受けたらしい。すると、少し酔っぱらった大野は「本当に役に悩んでいるんだったら、(俺だったら)こんな所で飲んでねえよ」と言ったという。
そのカッコイイ台詞に思わず会場から歓声が上がった。この話を聞いた出演者たちも思わず感心していると、照れ隠しなのか、大野は「僕、本当にそんなこと言いましたっけ?」ととぼけていた。
一見何も考えていなさそうな大野だが、実はジュニア時代からダンスの上手さが際立っており、新人の手本となっていた程の実力だ。さらに、舞台での経験を積んでおり、アクロバットや演技の基礎もしっかり身につけている。そんな彼の言葉とあれば、なんとも説得力がある。しかも普段あまりしゃべらない人が発する言葉というのは重みがあるものだ。丸山もさぞかし身に染みて反省しただろう、と思いきやなんと彼はその場でそのまま飲み続けたそうだ。せっかくのリーダーからのお説教も、響かなかったのだろうか?
ちなみに、心理戦がポイントとなるこのゲーム。対戦結果はというと、ちょっぴり恥ずかしい話を暴露され、動揺した大野が負けてしまったのである。動揺を隠しきれず、すぐに顔に出てしまうところがいつものリーダーらしい、“いい人”の証かもしれない。
(TechinsightJapan編集部 子葉)