“クールで知的”これが、俳優・大沢たかおのイメージだろう。しかし10月17日の『TheサンデーNEXT』(日本テレビ)内で司会の徳光和夫と対談した大沢の素顔は、とっても“お茶目”で笑顔の絶えない男性で意外な一面を見せてくれた。
「いつも、お腹が痛そうな表情ですね。」「え~っ、サンダル履いて街を歩くんですか?」
最近、大沢たかおが実際に言われた言葉だ。だが“俳優・大沢たかお”は本人とスタッフ等とで作り上げた作品だと、彼は語る。“クール”“おしゃれ”等々のイメージは、あくまでも俳優としての顔。インタビューに答える大沢は、少年っぽくて無邪気な感じだ。
「バイクが好きなんですってね。」と徳光和夫が尋ねると、悪戯っぽい笑顔を浮かべ「それ言っちゃダメなんですよ、ホントは。」どうやら、事務所からは危険だから乗らないようにと言われているようなのだ。「でもこの前も新しいバイクを1台、買っちゃった。」と小声で、徳光にささやく大沢。事務所にバレないように別の駐車場も借りたと詳しく説明する大沢に、徳光が「どんなに小声で喋っても、マイクが声を拾っていますよ。」とバッサリ。それを聞いて「ガハハッ。」と大笑いする大沢。
バイクどころか今年、一級小型船舶操縦士の免許を取得したそうだ。事務所の心配の種が増えたが、彼は全く意に介していない。船長になってみたくて免許を取得した―というのだから、小学生の男の子が欲しかったモノが手に入ったような喜びようだ。
学生時代は、飲食店の皿洗いや店内の掃除のバイトをしていた。その当時「俺は、皿洗いや掃除の天才だな。」と、自画自賛していたという。元々、完璧主義者だったせいか“よりキレイに、より早く”をモットーに励んでいたら、誰よりも完璧にこなせるようになったのだ。おまけに上司から、「大沢くんは、皿洗いも掃除も上手いね。とってもキレイだ。」と褒められ、どんどん張り切ってより上手くなったという。
「このバイトは、俺の天職だ!」と思い、学校が終わると走ってバイト先に向かった。幼児教育の「叱るより、褒めよ。」の見本のようだ。
今も変わらず、素直なまま40歳を過ぎた大沢たかお。好奇心旺盛で前向きに挑戦し続ける彼は、それが肥やしとなって俳優としても成長し続けるのだろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)