J-POPの歌姫、倖田來未がテレビ番組で妹misonoのミュージシャンとしての資質を語った。misonoは現在タレントとしての活躍が中心だが日本を代表するJ-POP歌手、倖田來未からの評価は大きな力となるはずだ。
倖田來未は「ラヴ・イズ・オーヴァー」、「め組のひと」などの80年代以降のヒット曲をカバーしたアルバム『ETERNITY ~Love & Songs~』を発売した。日本のスタンダードといえる名曲が並ぶ中にひとつだけ最近の楽曲があるのだ。それは「0時前のツンデレラ」で、misonoが今年5月にリリースした楽曲なのである。
10月13日放送の「さんまのまんま 25周年記念スペシャル」に出演した倖田來未はデビュー10周年記念に作ったというカバーアルバムでmisonoの曲を歌った理由を明かしたのである。
misonoは「day after tomorrow」のボーカルとして2002年にデビューして日本レコード大賞・新人賞を受賞するなど活躍したが、2005年に活動を休止して事実上解散した。以降は「クイズ!ヘキサゴンII」からおバカキャラで人気が出てタレントとしての活躍が目立つようになったのだ。
しかし今もmisonoとしてシングル、アルバムを出しているがヒットには至らない。姉の倖田來未とのコラボレーションによるシングル「It’s all Love!」がヒットして紅白に出場、ヘキサゴンファミリーから出した楽曲がヒットした程度なので一般にはmisono=タレントとして認識されていることは否めない。
だが倖田來未は妹の才能を高く評価しているのだ。「あの子の歌詞は本当にいいんですよ。すごく繊細な歌詞を書くんです」と特に歌詞について評価している。
「0時前のツンデレラ」は『本命でなくてもいいから今この2人の時間を幸せに過ごしたい』というmisonoの気持ちを込めた内容となっている。
実は倖田來未とmisonoは「バッシングに弱い」点では似ているところがありツイッターもやらないし、週刊誌も読まないようにしているのだ。ひょっとして倖田來未も妹の歌詞の内容と同じ経験をしているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)