劇団ひとりと大沢あかねの間に先月初め、待望の第一子が誕生した。デレデレのパパになっているのかと思えば、物書きとしての一面もある劇団ひとりはクールに妻の出産現場を観察していた。9月30日の『はなまるマーケット』(TBS系)では、立会い出産の様子や日々の育児生活を語った。
妻の出産に立ち会った先輩、番組司会者の薬丸裕英や木曜日レギュラーの杉浦太陽が驚くほど、劇団ひとりは現場で落ち着いていたようだ。別の部屋で待機していたが「まもなく産まれますよ。」と分娩室に呼ばれ、慌てて大沢あかねの元に駆けつけた。ビデオカメラを用意しながら、「父親も映っていた方が良いな。」と三脚を立て、まず劇団ひとりが短い出演をしてコメントをした。慌ただしい中でも、子どもがこのビデオを見たときのことを考えて内容を組み立てたという。薬丸が、「でも、赤ちゃんが産まれた瞬間は感動したでしょう?」と言うと、「うーん、なんか(赤ちゃんが)汚ねぇなと思った。」と劇団ひとり。周りが「ええっ!」と驚く。産まれたての赤ちゃんの身体には、羊水などが付着していたからだというのだ。
杉浦は妻の辻希美の出産の時、陣痛が始まった段階から妻の手を握り励まし、一緒にいきんだので産まれた瞬間はまるで自分が産んだような気持ちになり妻共々、号泣したという。しかし劇団ひとりは、たくさんの出産にまつわる感動話を聞かされているので、いざその瞬間になっても別段驚くこともなく、出産現場の様子を落ち着いて眺めていたようだ。
まだ首が据わっていない我が子が、「酔っぱらいのオヤジみたい。」だとも語る。フニャフニャしていて、母乳を飲んだ後ゲップしている姿が似ているのだと言う。劇団ひとりは実によく子どもを観察していて、まだ産まれてて一か月も経っていないのに色々な表現で様子を表す。「なにをしても、可愛い。」という気持ちは普通の父親と変わりないのだが、やはり観察力は並ではないようだ。
夫が妻の出産に立ち会うか迷っている場合、生々しい現場なので無理をしない方が良い場合もある。みんなが杉浦太陽みたいな“感激”タイプや劇団ひとりみたいな“冷静沈着”タイプでは無いからだ。人によっては、気持ち悪くなったり倒れたりする人もいると聞く。その後の育児で妻を助けるのも重要な役割なので、立会い出産については事前によく話し合うことをお勧めする。
(TechinsightJapan編集部 みやび)