ミュージシャンのYUIが活動再開後の7月にリリースした新作アルバム「HOLIDAYS IN THE SUN」が好調だ。17歳でデビュー以降、ヒット曲を連発した彼女が突然リフレッシュ休暇をとったのはナゼか? そしてその間、彼女は何をしていたのか? 復帰から1年半、オリジナルアルバムも完成して成長を遂げたYUIが『西日本新聞クロスMAX』のインタビューでその真相を語った。
YUI(23)は2008年8月29日にオフシャルサイトで「リフレッシュします」としばし制作活動のみを行うことを宣言した。それから2009年4月にシングル「again」をラジオ番組でオンエアして活動再開を意思表示するまでの間、行動を公にしなかった。
西日本新聞の芸能情報欄「クロスMAX」(9月12日付)の中でYUIはリフレッシュ休暇に関しての詳細を語っている。
YUIはメジャーデビュー以来、ヒット曲が続きメディアへの出演も増えて多忙を極めた。彼女によると、休養を思い立った一番の理由は「景色がどんどん通り過ぎるので、一度じっくり見てみたい」と感じたからだった。
休暇中にまずやったことは自動車の免許を取ったことで、意外に現実的なのだが、一方では母を誘ってアメリカのニューヨークに渡っている。
NYでは当時人気だったミュージカル「マンマ・ミーア!」や歌手のアッシャーのLIVEなどを楽しんで自分の時間をゆったりと楽しんだのである。
また、セントラルパーク近くにある故ジョン・レノンが住んでいた『ダコタハウス』を見学に行った時にはなんとオノ・ヨーコが出てきたというのだ。
アヴリル・ラヴィーンにインスパイアされて音楽をはじめたというYUIだが好きな歌手にはポール・マッカートニーも入っており、当然ビートルズも愛聴している。
そのメンバーの妻でありビートルズとの因縁も深いオノ・ヨーコに出会い「ビックリした」そうだ。
リフレッシュ休暇で有意義な時を過ごしたYUIは復帰後の新作アルバムでは「リラックスして肩の力が抜けた。楽しい感じが表れていると思う」と言う。
ただ、デビュー以来変わらぬ気持ちは「音楽がないと生きていけない」ということで、いつも音楽はハッピーで勇気づけてくれる存在だと語った。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)