今年の夏は猛暑に襲われた日本列島であったが、多くの人が熱中症で倒れてしまったことがニュースでも流れていた。実は芸能界でもこの猛暑で倒れてしまった人がいる。芸人・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が、熱中症で倒れてしまったことを、9月22日放送の「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ)で明かした。
上島は今年の夏、夫婦で妻の実家・秩父へと出かけた。だが、妻の実家に行っても何もすることがなく、温泉街で酒を飲んでブラブラしていた。ところが上島は38度という高熱を出してしまった。翌日仕事も控えていたこともあり必死で熱を下げようとしたという。冷房を止め大量に汗を出し、努力の甲斐あってやっと熱は下がった。
安心した上島はそのまま駅まで送ってもらい、夫婦で駅構内の喫茶店に入り席についた。しかし安心は束の間、一気にめまいと脂汗や冷や汗に襲われ、椅子に座りながらグラグラと揺れていた。ついに「辛いんだよー!」と言葉を発した後に意識がなくなり、その後1分間くらいの記憶が飛んでいるという。上島はその時泡を吹いて倒れていたことを後で知る。救急車が呼ばれ、担架に乗った上島。しかし倒れた場所は駅構内の喫茶店。駅の中は人混みが凄かったこともあって、上島ということがばれないように顔には白いタオルをかけられ運ばれた。病院で診察を受けたところ、「熱中症による脱水」と診断されたのだった。
なぜ上島は脱水症状を起こしてしまったのだろう。熱が上がったり汗を大量にかいた時など、水分補給などをきちんとしなかったのだろうか。実は上島には水分を取らない大きな理由があった。それは妻の実家に滞在中のこと、朝起きた時自分が飲もうと思っていたペットボトルの水を義父が飲んでしまい、「もう水は飲まない」と訳の分からない意地を張っていたと、メンバーの肥後に暴露されたのだ。
どんな理由であれ猛暑に水を一滴も飲もうとしなかった上島。どんな意地より、あの暑さでは水分補給は忘れてはならない。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)