エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「ミスター阿修羅」、「鉄人28号マニア」。THE ALFEE 高見沢俊彦、“王子”の意外な素顔。

今年56歳を迎えたTHE ALFEEの高見沢俊彦が、9月10日放送の「スタジオパークからこんにちは」(NHK)に出演した。私たちが彼の名を聞いてイメージするのはどのようなものだろう。絵本から飛び出したような王子のようなファッションが浮かぶ人も多いのではないだろうか。そんな高見沢が自身のファッションのこだわりや、謎のベールに包まれた私生活について番組内で明かした。還暦まで残すところ4年と言う高見沢だが、彼の王子ルックはいつまで続くのだろう。

高見沢は1974年にALFIE(現在はTHE ALFEE)としてデビュー、1983年「メリーアン」が大ヒットし注目を集める。翌年にも「星空のディスタンス」で大ヒットを飛ばし、その後も様々なタレント(とんねるず、明石家さんま、小泉今日子など)への楽曲提供でも大きく飛躍する。そんな高見沢でとても印象的なのが王子のようなルックスである。しかも彼は今年で56歳だが、「もう4年で還暦ですね。」と司会者の言葉についても「そうですね。」とあまり気にしていない様子だった。「どこまで王子(ルックス)の道を進めて行くか。」という問いかけにも「路線の変更は面倒、このままで行く。」と“keep on 王子道”を貫く考えであると明かした。また音楽についても「音楽は年齢ではない。年齢を重ねればいいものができる。(ルックスも)地味にするつもりはない。」と語る。

またTHE ALFEEの大きな特徴として高見沢は「3人がバラバラである。」ことを挙げた。「3人別々に見せたら同じメンバーに思えない。僕が3人いたら解散していた。」と長く続いている理由についてもこのメンバーであるからと話す。ただ衣装を着替えていると、時々メンバーの桜井賢がじっと見ている時があると言う。高見沢がいない時はこっそり着ているようだという。華やかな衣装が気になっているのかも知れない。

そんな高見沢は、私生活の趣味にもとてもこだわりを持っている様子だ。大切にしているものが「鉄人28号」と「阿修羅」であると明かす。「鉄人28号」については自宅やスタジオにもコミックなどを置いていると言う。また「阿修羅」については「阿修羅ファンクラブ」に所属するほどの凝りようで、「ミスター阿修羅」にも就任している。なぜ「阿修羅」なのかについても「名前が『阿修羅』とハードなのに顔が涼しげ。このアンバランスに魅力を感じた。仏像などはぽっちゃりしているが、体がスリム。」と独特な世界観で「阿修羅」の魅力について語った。ちなみにこの「阿修羅ファンクラブ」は奈良の興福寺公認であり、高見沢は公式ソングの作曲編曲を手掛けている。作詞は会長の「みうらじゅん」が手掛けており、また高見沢に「ミスター阿修羅」と名付けたのも会長である彼であった。

高見沢のこだわりはルックスも勿論、私生活にもとても強いものを感じる。56歳…とても自分の母親と同い年とは思えない美しさである。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)