今年8月に無事女児を出産した長山洋子であるが、自身のブログ内で「産後うつ」について告白している。
先月、42歳で初産を経験した長山洋子であるが、子育てを楽しみながらも「産後うつ」を経験したことを、9月2日に自身のブログで明かしている。
ちなみに「産後うつ」とはホルモンの激変が原因で起こるものである。妊娠中や産後は、思春期や更年期の時期と同様に精神的に不安定になりやすいと言われている。はたから見ると妊娠や出産はとても幸せなものに見えるが、人によってはこのような精神的な部分で不安定になりやすい女性も多く、苦しんでいる人も少なくない。
長山自身、そのような状態に陥ったことを告白した日は、わが娘の出産予定日であった(出産は予定日より17日早かった)。
連日の暑さに加えて、子育てをしていく上での「もっと自分はできるのでは」と思うもどかしさや、まだ体も回復していないこと、そしてホルモンの大きな変化から「プチ産後うつ」に陥ったことを明かした。このような感情から涙が止まらなくなり、とめどなく涙がポロポロと流れてしまう。さらには「自分はこんなに弱かったのか?」と落ち込んでしまうことで、どんどん凹んでしまい悪循環な状態に陥ってしまったと言うのだ。
さてそんな長山、「このままではいけない」と思い、この精神状態を打破するために「ある方法」をとった。思いきって丸一日母乳を与えるのを諦め、ずっとご無沙汰していたキンキンに冷えたシャンパンを2杯、心おきなく飲んだのだ。そして今ではそのシャンパンパワーで子育ても再び頑張れると綴っている。
「産後うつ」を放っておくことで自分を追い詰めてしまい、重症化してしまったり、慢性化してしまうと虐待などにも繋がってしまうケースもあると聞く。このようなことから、育児中は時に自分自身を開放してあげることも非常に大切なことだろう。「産後うつ」は、全てを完璧にしなければというプレッシャーなども大きく影響しているのかもしれない。長山のように一日だけでも「育児を思いっきり休む」ことは、長い育児の持久力を保ち続けるためにも、実はとても重要なのではないか。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)