9月5日の関西テレビ「マルコポロリ!」にゲスト出演したミキティこと藤本美貴が、庄司智春との結婚式前夜に起きた騒動を激白した。仲睦まじいことで有名な二人だが、なんと結婚式を取りやめるという話まで飛び出たほどの危機に直面していたのだ。
ハワイで挙式をすることが決まり、何度も打ち合わせを重ねて迎えた結婚式前日。それは、ミキティの兄の一言から始まった。「せっかくハワイで式を挙げるのだから、みんなでアロハシャツを着て写真を撮ろう!」という兄の提案を庄司とミキティは快諾したのだが、兄はなんと、白のアロハシャツを人数分用意したのだという。白が花嫁の色というのは、常識中の常識だ。兄にしてみれば他意はなかったのだろうが、それにミキティが激怒した。
ホテルに戻っても怒りは収まらず、ついには庄司にまで八つ当たりをするハメに。庄司も最初はなだめていたが、明日買い直してくるという兄の言葉もあり、「あれぐらい別にいいじゃん」と言ってしまった。しかしミキティにしてみれば、一生に一度の結婚式。挙式に至るまでの、日本とハワイという距離を越えてのやり取りの大変さを思えば、兄と庄司の無頓着さが許せなかったのだという。
そして、ついに言い争いは喧嘩に発展。「そんなに言うなら、明日の結婚式はやめよう!」という庄司の言葉に「わかった! やめてやる!!」と、ミキティは荷物をまとめ始めた。もちろん内心は、引き止めてほしい気持ちでいっぱい。しかし啖呵を切った手前、簡単には引き下がれない。ミキティの心は揺れる…と、その時。
「あーもう、わかった! 来い!!」庄司の声が響いた。振り向くと、彼が両手を広げて待っている。一瞬ためらったものの、ミキティはその胸に飛び込み、無事仲直りをしたのだとか。
はたから聞けば、バカップルのノロケ以外の何者でもないかもしれないが、庄司の心の広さを表したエピソードである。普段は無頓着でお気楽でも、いざという時の行動に、ミキティは救われたのだ。きっとこれから先も、そのおおらかさに時に苛立ち、時に助けられ、二人の生活は続いていくのだろう。
(TechinsightJapan編集部 畑中 栄美)