今やDAIGOと並んでイケメンタレントとして活躍するモデルのJOY。ここまで順調だったわけではなく、芸能界に入ろうと決心した当初は失敗もあり、かなり苦労していた。その頃の貧乏生活を、テレビ「ダウンタウンDX」(8月26日放送)で明かした。
JOYが初めてテレビ番組に出演したのは2009年2月放送の「しゃべくり007」だった。この時彼は梅田直樹などの人気メンズエッグモデルの影に隠れて登場したが、モノマネを披露する機会がありレギュラーの芸人たちから注目されたのだ。JOYがこれをきっかけに芸能界入りを真剣に考えたことは間違いないだろう。
JOYはモデルとしては梅田直樹などに比べて仕事も少なくアルバイトで生活していた。そんな彼は芸能界に活路を見出そうとアルバイトをやめて芸能活動に集中しようと考えたのだ。
その意気込みは良かったのだがアルバイトをやめた時にはまだ芸能事務所にも入っていなかったのである。「見切り発車でしたね」と彼は当時を振り返った。所持金0円の時、JOYは1週間を冷蔵庫に残っていたものやお米を炊いて過ごしたという。なんとかせねばと大切にしていた松本人志の本を3冊、泣く泣くBOOKOFFに持っていくと40円になった。その後事務所との契約も済みなんとか収入を得たJOYは真っ先にBOOKOFFへ向かい、まだ売れていなかった松本人志の3冊の本を買い戻した。200円かかったそうだ。
JOYが地元の群馬から上京してモデルをしていた頃は不遇な時期が続き、自動販売機の下に落ちた小銭を探したこともあると告白している。こうした苦労を乗り越えて彼は現在タレント活動で人気を得たのだ。
あの粘っこいトークにはこうした時代の経験が生きているのかも知れない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)