女優の相武紗季は今年も多忙を極めている。映画が3本、ドラマは単発も入れると3本出演しているのだ。加えて映画の宣伝活動でも毎日のようにテレビ番組に登場している。
9月3日の「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに出演したのも、映画『恋するナポリタン ~世界で一番おいしい愛され方~』の宣伝を兼ねてというところだろう。ポスターを持って現れた相武紗季は司会のタモリと映画の内容についてトークを始めた。
「マクロビオティック料理の物語なんですよ」と話す相武紗季にタモリが「それは何なのか?」と尋ねた。「野菜を中心にした料理なんですけど…」と答える相武紗季にさらにタモリが「ベジタリアンのことなのか?」と質問する。
ベジタリアンとは違うと答えた彼女は次第にしどろもどろになってきて肉は基本的に食べないと言いつつ「お魚は…食べないかな? 食べるかな?」と答えを見失ってしまったのだ。
結局よく分からないとタモリからも突っ込まれていたが、その後の「ナポリタン」については歴史や具材などもきちんと説明してなんとか挽回していた。
『マクロビオティック』を説明するのは難しく、一般に自然食や玄米食を発展させた食事の調理方法と思われがちだが、宇宙や哲学へと発展して陰と陽の関係にも至る内容である。
相武紗季でなくともそれを正確に説明するのは簡単ではない。「ベジタリアンでは無い」と答えただけでもある程度は理解しているともとれるだろう。
相武紗季は今年だけでも映画『ゴールデンスランバー』、『NECK』、そして『恋するナポリタン ~世界で一番おいしい愛され方~』と3作出演しており、連続ドラマは『逃亡弁護士』に出演、さらに10月に始まる『パーフェクトリポート』も出演が決まっている。
もし時間的に余裕があれば彼女も映画で重要な位置をしめる『マクロビオティック』をもっと研究できたかもしれないが、そこまでは無理なのが現実なのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)