エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「いずれ日本に帰ってくるしかない」出稼ぎ芸人・野沢直子。

激辛占いでお馴染みの魚ちゃんが、夏になると帰国する出稼ぎ芸人・野沢直子の運勢を占った。次々と飛び出す魚ちゃんの辛口診断に、さすがの野沢直子もタジタジであった。

8月24日の「お茶の水ハカセスペシャル」で、野沢直子が魚ちゃんの激辛診断を受けた。

顔を合わせてすぐに野沢が魚ちゃんのエプロンを「ダサい」と言うと、魚ちゃんも負けじと野沢の服を「センスがおかしい」と言う口げんかから始まり、「ご主人はぜんぜん稼げない」と、いきなり野沢の夫ボブさんをバッサリ切った魚ちゃん。

ボブさんは42歳で大学に入って看護師の資格を取り、46歳で生まれて初めて定職について3年目という。野沢がそんな夫のことを「今はちゃんと働いている」とかばうと、魚ちゃんは「どうせすぐやめる。一つの仕事を集中してやる人じゃない」と言いきった。そして「野沢さんは優しいから男を切れない」と言い、夫のこともまた「優しいだけ」と言う。魚ちゃんによれば、二人の相性は最悪で、ただ優しさだけでつながっているだけのいつ別れてもおかしくない夫婦、だそうである。そう言われて、野沢は目を白黒させていた。

今回は小説を出版し、そのプロモーションも兼ねて来日しているという野沢。その作品についても、「小説は売れない。趣味でやれ」と言う魚ちゃん。放送作家の鈴木おさむが「素晴らしい作品で、賞をとるんじゃないかと評判になっている」とフォローしても、「賞はとれない」とまたバッサリ。だが小説よりも、日々の生活のことを日記のように書いたほうが売れる、とアドバイスをした魚ちゃん。確かに奇異な体験をしている野沢である。自伝やエッセイはさぞ面白いのではないだろうか。これについては野沢も思うところがあるようで、真剣にアドバイスを受け入れていた。

さらに、子どもを二世タレントにという野望を抱いている野沢が、三人の子どもたちを魚ちゃんに診断してもらった。結果は、長女は堅実な性格で芸能人向きではなく、次女が一番タレントとしての可能性があるということだった。野沢が「ウエンツやJOYのようなハーフタレント路線を狙っている」と言う長男に関して、魚ちゃんは「次々と問題を起こして親を困らせる。弁償しなければならないことも多くなるから、保険に入っておいたほうがいい」と言って、野沢をがっかりさせていた。

だが、野沢家は「アメリカでは受け入れられない家族」であり、「いずれ日本に帰ってくるしかなくなるだろう」と魚ちゃんは言う。
今の若い世代に野沢直子の認知度は低いし、野沢を知っている世代でも里帰りテレビ出演のありがたみを感じる人は少なくなっているのではないだろうか。出稼ぎが受け入れられなくなる日が来る前に、日本でのコンスタントな活動を再開したほうがいいのかもしれない。なにかと納得させられる診断であった。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)