松田聖子フリークの中川翔子が「松田聖子会」を作りたいということで急遽集められた松田聖子好き芸能人。しかし、中には本当に松田聖子のファンなのかと疑いたくなるような人も。最後に行われたカラオケ大会では、やはり“あの人”の歌声が鳴り響いてしまったのだ。
24日の「ザ・ミュージックアワー」(TBS系)にゲスト出演した“しょこたん”こと中川翔子。松田聖子を愛してやまない彼女が、「松田聖子様を好きな方々と語りあいたい」ということで「松田聖子会」を発足することになった。
この日集まったのは持田香織、坂井真紀、モト冬樹、大林素子、千秋、米良美一といったそうそうたるメンバー。しかし、ここで「松田聖子会」の会員資格をある人物が疑われてしまった。それは千秋だ。中居正広に「千秋ちゃん、本当はファンじゃないでしょ」と言われてしまった。確かにこれまで、千秋が松田聖子を好きだという話は聞いたことがない。
千秋は、父親にずっと「千秋が世界で一番かわいい」と言われて育ってきた。ある時父親が「聖子ちゃんはかわいいな」と言っているのを聞いて「千秋と聖子ちゃんどっちがかわいい?」という質問を投げかけたそうだ。その時の答えが「聖子ちゃん」というものだった。それからというもの千秋の中では松田聖子は敵となってしまったのだ。
松田聖子なんて大嫌いとずっと思っていて、大嫌いなあまりテレビもチェックしていたらしい。しかし、松田聖子が歌っている歌詞を見て「何だこの歌詞、何でこんなの歌っているんだ、嫌い嫌い」と思って聴いていたら松田聖子の曲に詳しくなってしまった。詳しくなりすぎてからは、「私、本当は好きなんじゃないか」と思い始め、好きだということを認めて今日の松田聖子フリークに結び付いたという。
その後、「カラオケ大会」に発展してしまい、みんなそれぞれ自分が一番好きな松田聖子の曲を歌っていった。最後にまだ歌っていない坂井真紀に司会の石橋貴明が「坂井、(歌え)」と言うと坂井は「私は中居君チームだから」と意味不明な発言を。これを聞いた中居が「どういうこと?」と訊くと、「音程的に不安定なチームなので」とどうやら歌は得意ではないようだ。結局、中居・坂井二人で歌い始めたのだが、最初から音を外しまくりの中居。これには隣で歌う坂井も歌いにくそう。何とか一曲歌い終えた。
「松田聖子会」の発足で盛り上がるはずだったこの日の放送。最後は結局、中居のインパクトのある歌声にもっていかれる形で終了してしまった。もしかすると中居の歌声は、ある意味、松田聖子を超えているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)