プロゴルファーの石川遼が初めて司会を務めている『石川遼スペシャル RESPECT ~ゴルフを愛する人々へ~』(テレビ東京系)では、8月22日から3週連続で高橋克実、大泉洋がゲスト出演している。特に石川は大泉の大ファンということで、会えるのを楽しみにしていたそうだ。一方のゲストの2人は石川を目の前にして、緊張がピークに達していた。
石川遼が大泉洋のファンになったきっかけは、あるツアー中に先輩ゴルファーから「これ、面白いよ。」と貸してもらった、“水曜どうでしょう”のDVDを見てからだという。
大泉が駅前などでサイコロを振って、まるで人生が変わったかの様に一喜一憂する姿に魅了されたのだ。
石川はプロとして競技中はいかなる状況でも平常心を保ち、どんなプレーにでも一喜一憂しないと心がけているという。周りが彼を見ると十分落ち着いていると思えるのだが、石川本人からすると感情的になる場面が時々あり、反省しているようだ。
一方の高橋克実、大泉洋の龍馬伝コンビは石川遼と一緒にラウンドするということで、練習段階から緊張とうれしさのあまり舞い上がっていた。まだ高橋克実はプレー中は紳士的で、ギャグも間を考えて話していた。しかし大泉洋は、大はしゃぎでドライバーも定まらず打つ度に「あぁ~、ダメだ。」「ひどい、帰りたい。」とブツブツ。石川が打てば、「わぁ、スゴイ。俺、来て良かった。」と褒めまくり。大泉のキャラ演出だとしても、9ホール終わるまで体が持つのだろうか?というテンションだった。
「打つとき、背骨が左に曲がってますよ。背骨を意識して。」
何度もドライバーを失敗する大泉に、石川がアドバイスした。それを素直に聞いて大泉が、素晴らしいショットを見せた。「遼クン、ありがとう。」と子どものように喜ぶ大泉を、石川がうれしそうに見ていた。きっと喜怒哀楽を素直に出せる大泉洋が、うらやましくもあり大好きなのであろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)