お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村亮は子育てにも熱心なことで知られる。4月に出した書籍『田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ』など、それに関する書籍も書いているのだ。そんな亮がテレビ番組で両親との思い出を語ったのだが、今の彼からは想像できない豪快な性格のようだ。
ロンブー亮はCD「家族時間~パパも一緒にうたいたい!~」も自ら監修して発売している。子育て中のお母さんからも書籍、CDとも好評のようで「ミルク代が節約できて助かった」など喜びの声も送られている。
お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号としては淳がトークでリードして亮が天然キャラで盛り上げるというパターンが多いが、亮単独ではこうした子育てパパとしての登場も多いのだ。
ところが、8月4日放送のテレビ「ザ・ベストハウス123」(フジ系)の中で亮が子ども時代の思い出話を披露したのだが、両親のエピソードは今の彼とは結びつかない強烈な内容だったのだ。
彼の父親は大工をやっており、亮も学生の頃までは後を継ぐつもりがあったようだ。大工だから威勢が良いと限るわけではないが、彼の父親はそういうタイプだったのだ。
父親は怒るととにかく何でも投げる癖があり、皿や鍋、茶碗などを投げつけるのだ。
ある日のこと、腹を立てた父親が近くにあった扇風機を母に向けて投げつけた。すると母親がなんと、それを空手チョップで叩き落としてひと言「扇風機はあかん」と言ったのである。
豪快に破壊の限りを尽くす父親を、ここぞという時の1発で上回ってしまう母親のパワーに恐れ入ってしまう。
しかし、このような豪快な両親の性格を亮はまったく引き継いでいないようで、怒ることがほとんどない、癒し系の天然キャラが定着しているのだ。
やはり親の姿を見て育ち、自分は穏やかに過ごそうと考えたのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)