「悔しいです!」のフレーズと変な顔で知られているザブングルが8月2日放送の「お笑いさぁ~ん」に出演した。口を開けた時に、歯科医から指摘されるほど中が暗いという独特の骨格をしている加藤が、エラが張り過ぎているために起きた嘘のような出来事を告白した。
コンビ結成当時、自分が“ブサイク”だと思っておらず、相方が顔についていじると怒っていたというザブングル加藤。独特なのがエラだ。あまりに張りすぎているので「後ろに何かあるな」と思い、ふり向いてみると自分のエラだったという出来事が起きたという。
また代表的なギャグ「悔しいです!」に掛けて、試聴者から「今までで一番悔しかった出来事は?」という質問が寄せられた。ザブングルのふたりがファミレスでネタ合わせをしていたときのこと、少々声が大き過ぎたのか近くの席に座っていたおじさんから「お前らうるせえんだよ!」と怒られてしまった。おじさんの怒りは収まらず、「話は聞かせてもらったが……大体お前が悪い!」と、ネタにも関わらず加藤は悪者にされてしまった。そのとき合わせていたネタの内容は加藤が松尾に対して逆ギレをくり返すといった筋だったのだ。
その後、スタジオにゴルゴ松本が登場。加藤が松尾にチョップをしながら「エリザベス!」と叫ぶギャグがゴルゴ直伝のものだということが明らかになった。2007年M-1選手権決勝の前日、ゴルゴがザブングルに託したこのギャグは、当初ネタの終わりに松尾が加藤に対して行うものとして考案されたが「テンポが悪い」という理由で決勝では使われず現在の形となった。またゴルゴ松本はお笑いを学ぶためのゴルゴ塾を主宰し、ザブングルも参加している。ゴルゴはそこで塾生たちに「犬になれ!」と犬のモノマネをさせるなど変わった指導をしており、ザブングル松尾は「何の役に立つのかわからない」と正直な気持ちを述べた。
(TechinsightJapan編集部 KAZUKI)