よしもとのお笑いコンビ、COWCOWの多田健二が7月7日に結婚したことを公表した。奥さんが観客席からステージに手を振ったことがきっかけだったと話題になっている。商魂逞しいよしもとがそれにあやかり“パワースポット席”を登場させたのだが。
COWCOWの多田健二は「伊勢丹の紙袋でーす」と登場する方であるが、最近は結婚の話題もあり露出も増えて、そうした説明も不要なほど知名度が上がったようだ。
彼が奥さんの邦香さんと知り合ったのは2008年の5月9日だという。多田健二のファンである邦香さんは、新宿「ルミネtheよしもと」で観劇していた。ステージでは、お芝居が演じられており多田も出演していたのだ。
8月15日放送のテレビ「アッコにおまかせ!」の中で多田健二が明かしたところによると、彼は芝居で自分のセリフが終わったのでホッとして「ひと休みしてた」という。その時に客席の前から2列目の女性が手を振っているのが見えた。しかも自分に振っているようなのだ。
セリフが終わり気持ち的に余裕のあった多田は、その女性が自分のタイプであることに気づいたのだ。彼はステージが終わるとマネージャーに頼んで電話番号を彼女に渡したのである。
こうしたいきさつで、今年の7月7日に七夕結婚した多田夫妻にあやかって、よしもとが考え出したのが「愛のパワースポット」だった。
新宿「ルミネtheよしもと」で5月9日に邦香さんが座っていたその座席「B-20」に『愛のパワースポット B-20』と飾り文字を付けて「この席に座って芸人に手を振れば結婚できる」ということでオススメしているのである。
ところが多田によると「この席ができてからあんまり人が座らない」というのが実態なのだ。「ルミネtheよしもと」の基本入場料は4,500円(当日券)なので観劇して運気アップできると考えればお得感はあるのだが。
多田夫妻の披露宴は10月10日に行う予定で、彼は「引き出物は伊勢丹の包装紙で包みたい」と今から楽しみにしている。二人の幸せな顔が報道されると、この『愛のパワースポット B-20』の人気も出てくるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)