過去の『やりすぎコージー』(テレビ東京)内でベッキーの素晴らしさを説いていた今田耕司と千原ジュニア。その真偽を確かめるために、8月9日の放送ではベッキー本人が初出演した。彼女のことを「暑苦しい」、「面倒くさい」と批判してきた東野幸治は、ベッキーを目の前にしてどう反応したのか。
あるバラエティ番組のスタッフから、ベッキーの「番組収録前に書いてもらう、アンケートの答えが素晴らしい。」との証言が出た。
そのアンケートの目的は、スタッフが番組の内容を決定するにあたり、出演予定のゲストから“番組の印象”“やってみたいこと”などを聞き、検討材料にするためだ。たくさんの項目数があるためか、ほとんどのタレントは各質問に答えをひとつ、あるいは“特に無し”などの回答だそうだ。
しかし、ベッキーは違う。
何が素晴らしいのか確かめるため、ベッキーに内緒で『やりすぎコージー』で公開するためのウソのアンケートを彼女に書いてもらった。
そのアンケートが映しだされると、スタジオから驚きの声と「これは、仕事が無くならないぞ。」という嫌みまでもが聞こえた。“『やりすぎコージー』の、今まで見た中で印象に残っている内容は?”の回答が「○○さんのiPhoneの話題が、面白くて参考になった。」など、どの質問にもビッシリ具体的に答えてあるのだ。そして余白にはイラストを描き、表の枠をカワイイ色でなぞりと、アンケートの解答用紙が一種の作品のようになっていた。5分10分では、とても書けない代物だ。目が回るような忙しさのベッキーが、なぜアンケート1枚にこんなにも時間をかけるのか。彼女は、「私たちのアンケートを参考にして、会議をするんでしょう。良い番組を作るためには、協力しなくちゃ。」 このコメントを聞いて、感激しないスタッフがいるだろうか。ぜひ、次もベッキーに出演してもらいたいと思うだろう。さすがの東野も、「すごいわ、ベッキー。」と感心していた。
視聴者の中にはベッキーは好きでも嫌いでもないが、彼女を見ていると“とても疲れる”という声も耳にする。その人達は自分がベッキーだったら、絶対にここまで出来ない。こんなにも、気遣いは出来ない。無理しすぎではないだろうか―と考えてしまう。しかし一方で、いつ見ても輝いているベッキーに元気をもらっている人がいるのも確かなのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)