『やりすぎコージー』(テレビ東京)の中で、「どの現場に行っても、ユージかJOYのどちらかがいるよね。」と、司会・千原ジュニアが話すほど彼らは最近、頻繁にTV番組で見かける。これだけ出演していれば、タレント活動だけで生活できそうであるが、現実はなかなかに厳しいらしい。特に、幼い頃の大金持ちの贅沢な暮らしから、どん底の生活を経験したユージは、現在どのような暮らしぶりなのだろうか。

わりと有名な話だが、ユージの曽祖父はドミニカ共和国元大統領、祖父は元駐日ドミニカ大使である。そして身長が2mもあるジョン・トラボルタ似の父を持つ。ユージはアメリカで生まれ、幼い頃はマイアミの高級ホテルの49階に住んでいた。ワンフロア全てを自宅として、借り切っていたという。

しかしユージが5歳の時、両親が離婚。ユージは母と一緒に日本へ戻ることになった。このとき父からは一切、慰謝料や養育費が支払われなかった。それからは当然生活は苦しくなり、住むところも家賃4万円の借家になった。

貧乏な生活がイヤでユージは不良になり、非行を繰り返すようになる。実際そのころの彼の写真は、キツイ目つきで今のユージとは顔つきが全く違う。遂には15歳の時、母親から「私とは一切、連絡を取らないで！」と勘当され、ひとりぼっちになってしまったのだ。

それから彼は苦労しながらモデルになり、タレントとしても活動出来るようになった。しかし現実の収入では、まだ生活が成り立たないと言う。ユージは、「今もバイトを続けてます。日給8,000円の倉庫のバイトです。」と話す。「えーっ!!」これには、番組の出演者の誰もが驚いた。実際この番組の収録が終わったら、バイトに行くというユージ。彼は今、生活するのが精一杯で自分に投資する余裕がない状態である。
（TechinsightJapan編集部　みやび）