引き続き「ザ・ミュージックアワー」(TBS系)に出演したヴァイオリニストの高嶋ちさ子が披露したエピソードをご紹介したい。お次は「高嶋ちさ子が付き合うことのできる人間を決める判断基準」だ。なんだか、これを聞くだけで恐ろしいと感じるのは記者だけか。「高嶋ちさ子と付き合える」そんな人間にあなたは“なれる”か? いやむしろ、“なりたくない”か。
毎年、クラシックの仲間を集めパーティーを開いているという高嶋。その年の参加者が翌年のパーティーに「ご招待」されるかどうかは高嶋の判断ひとつにかかっている。
友人の秋川雅史によると、高嶋が付き合える人間の判断基準は「つまらないかどうか」にある。高嶋に「つまらない」と思われた人間は招待者リストから外され、その後パーティーに呼ばれることはないという。これを聞いていた司会の石橋貴明から「まるで『シンドラーのリスト』だ」と言われてしまった。
同じく中居からも「素人さんなんだから面白くなくてもしょうがない」「面白い人の方が少ないでしょ」と言われたが、そんな意見に耳を傾けるような高嶋ちさ子ではない。「舞台に立っている人達なんだから面白くないと(ダメ)」「自己紹介がつまらないのは最悪」とその厳しい選択基準を激白した。
なんという傲慢。なんという超わがまま。しかし、「楽しそうにしていればよい」「せっかく(秋川が)考えて作ってくれたゲームをみんなで楽しんでいるのに、『俺はいい』と言ってゲームに参加しなかったり、端の方で2人とかで飲んで盛り上がらない人を見るとむかつく」と毒舌の中にも高嶋なりの想いがあるようだ。
人間の判断基準として「つまらないかどうか」だけで判断されるのも厳しい気がする。しかし、そこにはせっかくのパーティーを盛り上げたいという高嶋の想いもあるのだろう。どうやら高嶋ちさ子はただの毒舌家というわけでもないようである。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)