タレント占い師としてブレイクした島田秀平の後に続くかのように最近では多くの占い師がメディアに登場している。その中でも人気なのが激辛占いの魚ちゃんだろう。その魚ちゃんが遂に先輩、島田秀平にまで噛みついた。
占いと一口に言っても、その歴史や方法は様々で、コーヒー占いやペット占いなどマイナーなものを入れるといくつあるのか想像もつかない程だ。
そんな中で歴史もあり、代表的な占いが、島田秀平が得意とする「手相占い」や魚ちゃんが行う「生年月日・姓名判断」などである。
この占い師2人が7月20日の「ザ・ミュージックアワー」(TBS)に出演して占い合戦を繰り広げた。もう1人ニューハーフ占い師のラブちゃん(四柱推命)も参戦したが、実質、島田秀平と魚ちゃんの戦いとなったのである。
問題発言が出たのは『恋愛運が最高の人』として出演者の歌手やタレントから選ぶ段階でのことだ。
島田秀平が歌手の西野カナに対して「運命線から横に出る人気線が2本しっかり入っている」という手相から恋愛運は最高だと鑑定した。
次に魚ちゃんは恋愛運が最高なのは歌手の水樹奈々だと鑑定した。「生まれつきに一般人からも芸能人からも、モテるような運勢を持っている」ということだ。
ところが、魚ちゃんはそれで終わらなかった。彼女はいきなり「隣の手相の方がカナちゃんのことを占ってますが」と島田秀平の鑑定にケチをつけだしたのである。
「(西野カナは)モテるかもしれないけど、離婚を共にしています。決して幸せではない!」というのだ。しかも、結婚したものの、ワガママが出て離婚にいたるというパターンではないらしい。「突然結婚して、突然離婚したという記事が流れやすい方ですね」とバッサリ辛口で斬ったのだ。
どういう反応をしていいかわからないのが西野カナで、複雑な表情で魚ちゃんの言葉を聞くだけだった。
そこで、フォローに入ったのが島田秀平だ。「でも、(カナちゃんは)手相的に言ったら凄いイイですよ。メチャメチャいいですよ」と“メチャメチャいいです”を連呼したのである。
西野カナも、救われた気持ちで手を合わせて島田に礼をする仕草をしてみせた。
だが、その時魚ちゃんの禁断のひと言が出たのである。「正直、人の占いを否定したくは無いですけど。どこに何の線があるのか、私は見てもわかりません」と言い出したのだ。
焦った島田秀平が魚ちゃんに向かって「コラアーっ! コラアーっ!」と大声で何度も叫んで言葉をさえぎったのである。
この時の魚ちゃんの発言の真意は「手相占いといっても、線が本当に見えているのか?」という内容だったと思われる。
もちろん、熟練した手相占い師にはその線を見極めることができるのだろうが、そんなことを言われてはイメージダウンは必至だろう。
その禁断の部分を言われそうになり島田秀平も必死に大声を出してさえぎったのである。
そんなバトルを繰り広げた2人だが、次の『恋愛運が最低の人』を占う段階でなんと同一人物を選んで気が合い、握手してお互いの鑑定を称える展開となる。
島田秀平と魚ちゃんの間にできたカベを氷解させたのは元モー娘。の中澤裕子だったのだ。
島田によると中澤は健康面で疲れがたまり体がガタガタで「恋愛のスタートにさえ立っていない」という鑑定結果だった。
魚ちゃんは中澤は本来、男性として生まれてきた運を持つので「現実でも男性を馬鹿にしてしまい彼ができない」とかなり深刻な鑑定だ。
内容はそれぞれに違うが中澤裕子には恋愛運が無いという点で一致したことには間違いない。
売れっ子占い師同士の仲間割れを中澤裕子の存在が救った形となったのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)