エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】京本政樹「花束からナイフ」。マリエ「服はボロボロ、車に硫酸」。タレントを襲う常軌を逸したファンの恐怖。

熱狂的なファンの中には、まれに常軌を逸した行動をとる者が存在する。しかしタレント側も「ファンが起こしたことだから。」と、公にしないことが多い。しかし、『笑撃!ワンフレーズ』(TBS)の中で、京本政樹やマリエが話した体験談は、命の危険さえあった事件なのである。

京本政樹はテレビ時代劇『必殺シリーズ』で大人気になり、その頃に出演した舞台での出来事だ。
カーテンコールに応えるために京本が舞台に出ようとしたとき、舞台の中央に白いドレスの女性が花束を持って立っていた。何となく「おかしいな。」と感じたが、熱狂的なファンが舞台に上がってきたのかもしれない―と、その女性に近づき正面に立った。すると花束の下に、光る鋭い刃先が見えた。“ナイフ”だった。女性は観客に背を向けているし、京本以外の芝居関係者は舞台の袖にいるので誰もその事態に気付いていない。京本は直ぐにナイフを手で払い落とし、泣き崩れる女性を抱え舞台を降りたという。「咄嗟に(払い落とす)対応が出来たのは、長年の殺陣の練習のお陰ではないか。」と語った。

一方のマリエはある日、母と所有する車に乗ると2人の衣類などが、何故かあちらこちら小さな穴が開きだした。それは鋭利な刃物で切った跡ではなく、ボロボロと剥がれ落ちていくカンジだったという。理由がわからないまま、それから約3週間が経過した。するとオープンカーだった車の幌(繊維)に穴が開いて、崩れ落ちてしまったというのだ。調べてみると、ある男が毎日のように車が無人の時を見計らって、外から車の幌に少量の硫酸をかけていたという。

些細なトラブルはタレント側も、なるべく表沙汰にしないように処理しているようだが、度が過ぎてしまうといくらファンであっても庇うことができない。どんなファンでも訴えるのは、断腸の思いなのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)