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バルセロナ南部でフェスティバルが行われた。これに参加する為に電車から下車し、そのまま駅出口へ向かい線路を横切ろうとした人々が反対路線から来た電車にはねられ、12人が死亡、14人が重軽傷を負った。
バルセロナ南部のCastelldefels駅で、電車から下車したばかりの人々が反対路線から来た電車にはねられ、12人が死亡、14人が重軽傷を負う惨事があった。皆駅出口へ向かおうと、線路を横切っていたところだった。
電車にはねられた人々は、年に1度のSan Juan midsummer festivalへ参加する為、各駅停車の電車でCastelldefels駅に到着した直後だった。電車から降りた人々は、ほぼ全員が反対側へ渡ろうと線路を渡り始めた。しかしその瞬間、反対路線から高速で走ってきた電車が、次々と人々をひいたのだという。これにより12人が死亡、14人が重軽傷を負った。緊急サービスによると、遺体は線路沿いにバラバラに飛び散り、まさしく「大惨事」だったと伝えられている。
現場にいながらも一命を取りとめた人によれば、駅の出口に向かう地下道が閉まっていたので、電車から降りたほぼ全ての人たちが線路を横切って出口へ行こうとしたそうだ。反対路線から走ってきた電車の汽笛は鳴るのがあまりにも遅く、全員逃げることが出来なかったのだという。現場にいた人々は、口を揃えて「酷い有様だった」と声を震わせ語った。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)