ジーンズマニアで有名なSMAPの草なぎ剛。この日もジーンズに対して熱く語ってくれたのだが、その“お宝”とも言えるジーンズの扱いが意外なほど雑であることが明らかになった。それともその“雑さ”こそがジーンズマニアの正道なのか?
「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)の中で「たとえ亭」と題し、出演者のツボである「お気に入りのもの(こと)を違うものに例える」というゲームが行われた。この中で草なぎ剛は、当然といえば当然か、ジーンズについて熱く語ったのである。
“草なぎといえばジーンズ”と言えるほど彼がジーンズに人一倍こだわりと愛着を持っているのはご存知のとおり。
さて、この日は草なぎの好きな年代のジーンズが3本登場した。するとなんと中に1本150万円もするジーンズがあったのだ。これを見た石原良純は「草なぎさん、こういうの(ジーンズ)持ってるの?」と思わず草なぎに詰め寄った。これに対する草なぎの答えはあっけらかんとしつつも、強烈なものだった。
「僕は、コレと同じ年代のヤツ4本持ってます。」
これを聞いて今度はユースケ・サンタマリアが「(そんな高価なジーンズを)どうやって保管してんの?」と食いついた。すると草なぎから返ってきた答えは意外にも「床にペターっと置いて」というもの。“ジーンズ好き”を豪語している割にはその扱いは雑なようである。それともそんなさりげなさが“ジーンズ好き”の正道なのか。
その後もジーンズについて語り続ける草なぎ。良純に「高いジーンズとその辺のスタッフがはいているジーンズとの違いがわからない」と言われてしまった。「見た目が似ていても、僕から見たら違う」「最近のものはわざと色落ちとかさせてる」「天然の色落ちの仕方とは違う」それでも草なぎの熱弁は止まらない。
結果としては残念ながら、草なぎのジーンズにかける熱い思いは他の共演者には伝わらなかったようだ。というよりも、むしろドン引きされてしまったと言ったほうが正しいか。真のコレクター道は、金に糸目を付けないことと言ったらそれまでだが、そこまで高価なものならば、せめてユースケの言うとおり、“お宝ジーンズ”たちを「壁に飾って」ぐらいはしてあげてほしいものである。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)