M-1グランプリ2008で敗者復活戦から蘇ったオードリーが優勝戦へと進出して2位となってからもう1年半が過ぎる。優勝はNON STYLEに奪われたが彼らはそれをしのぐ活躍を見せて、今も人気が衰えていないのは凄いことである。中でもM-1以降一躍注目を浴びるようになった頃から春日俊彰の節約生活は知られるところとなった。例えば「爪楊枝は一回では捨てずに何度か使う。」などの工夫をブログで紹介していたのだ。ところが最近、その節約ぶりはますます過激になっているようなのだ。
春日の節約方法のひとつに近所のパン屋さんと親しくなり、パンの耳をタダでもらうというパターンがある。これは今も続いているようで6月放送のテレビ『メレンゲの気持ち』で大御所、ビートたけしとトークした時には「ワインに合うものがいいかと思いまして」と『パンの耳のケチャップ和え』を大量に持参したのである。さすがのたけしも「部屋中ケチャップ臭くなるから」と早々に下げさせた。お笑い界のドンともいえるビートたけしにパンの耳を差し出すとは彼の節約は筋金入りのようだ。春日にはペットボトルに水とあめ玉1~2個入れて、清涼飲料水とする技もある。もし、それも一緒にたけしに贈れば完璧だったのだが。
さらに、そんな春日が『笑っていいとも!』の中で明かしたところによると「5日間、風呂にはいらず」「パンツは8日間着替えない」と自慢げに話して周囲から気持ち悪がられてしまった。しかもダメ押しで「歯の奥に昨晩食べた焼肉のカスが挟まっているのに気づくと幸せ」と嬉しそうに話した。これには共演者、観客の女性陣から小さな悲鳴のようなどよめきが起こったほどだ。
彼はアパート暮らしなのだが、その部屋の窓にはポリ袋が張り巡らされており、これは断熱材代わりなのである。冬は暖かく、夏は涼しくなるという。そして今年の夏はさらに涼しく過ごす方法を考え出したと報告した。6月20日放送の『笑っていいとも!増刊号』で彼が話した、ごく最近考え付いた方法である。それは「クーラーの代わりに冷やした保冷剤を腋、股間、膝裏などのリンパ節があるところに挟む」というものである。「素人さんは直接だと冷えすぎるのでタオルをかませてください」と注意点も伝えていた。この方法、確かに効果が期待できるようで、相方の若林正恭が試したところ冷えすぎて眠れないほどだったとか。
不況がまだまだ続く中、エアコンの使用量が減っている状況らしい。クール・ビズも例年よりも支持されると見られている。この春日式、意外と流行るかもしれないのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)