過去に「ねるとん紅鯨団」など数々の名番組を作った名プロデューサーにして、今や日テレ「スッキリ!!」やニッポン放送「のってけラジオ」などのパーソナリティとしてひっぱりだこの人気者テリー伊藤。ふだんはトークを聞く側にいる彼が、爆笑問題を相手に、自身の知られざるプライベートエピソードや意外な本音を語った。
6月16日の「爆!爆!爆笑問題」のゲストはテリー伊藤。爆笑問題とはTBS「サンデージャポン」で週一回は顔を合わせるが、一緒に飲みに行くこともなく、それぞれのプライベートは全く知らないという。そんなテリーのプライベートに爆笑問題が迫った。
テリー宛の、渋谷の若者たちからの寄せ書きボードに「お姉ちゃんが一緒に飲んだ」というタレこみが。そこで田中が「若い女の子と合コンに行くことは?」と質問すると、「生まれてから一回もない」とテリーは答えた。ちなみに爆笑問題の二人も合コンには行ったことがないという。
とにかく合コンは恥ずかしい、と言うテリー。
「何人か女の子がいる中から、あの子が好きだなんて言うのが恥ずかしい。バカじゃねぇの」とテリーが言うと「ねるとん紅鯨団を作った人の言葉とは思えない」と太田がすかさずつっこむ。「いまの合コンの形を作ったのがテリーさんじゃないか」というわけだ。
1987年から1994年に放送された伝説的な合コン番組「ねるとん紅鯨団」は、一般公募の参加者たちがイベントの後でターゲットを決めて告白する番組だ。まさにテリーの言う状況が毎週繰り広げられていたわけだ。テリーはそれを「バカじゃないの」と思いながら作っていたということになってしまう。太田のつっこみに対して、困りながら「自分がやったことがなかったから、やってみたかった」とテリーは答えた。
さらにデートをするかと聞かれ、「する」と答えたテリー。太田の「肉体関係は?」という質問に「そういうのはないね。50すぎてから、スッキリを始めたころからスッキリしなくなった。グッタリだ」と下ネタに花が咲いた。
エンディング恒例の、爆笑問題のどちらがタイプかを選ぶコーナーでは「もしテリーさんが女だったら」と仮定しての質問。「選んだらなにしてくれるの」とテリーが聞くと「立ちあがらせますよ」と太田が。「立ちあがらせてくれるなら、太田さんがいい」とテリーは答えて、太田も「スッキリさせます」と息の合った楽しいトークで締めた。
プライベートでは接点がないということが意外なほど、リラックスした雰囲気でのトークだった。個人的に飲みに行ったりしなくても、十分わかり合っているようなテリーと爆笑問題だった。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)