エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「梶原が足を骨折したときサッカーボール贈った」。“ドSでナルシスト”キンコン西野。

6月17日に放送された「5LDK」(フジテレビ系)。この日のゲストはお笑いコンビ・キングコングの2人だ。すでに恒例となっているドッキリのターゲットは西野。“ドッキリ番組の打ち合わせ”と称し、西野を呼び出し、梶原の隠れた一面を暴露させるというもの。「梶原、お前にドッキリをしかけてやる!」という西野の決め台詞の瞬間、セットの入り口がオープンした。しかし、こんなことで縮まりこむ西野ではない。持ち前のドS精神とナルシストさをトークでも爆発させた。

冒頭のドッキリでは、梶原のことを散々悪く言っていた西野。いわく、梶原は「お金に汚い家系」であるという。事実、M-1グランプリの参加費をまだ返してもらってないと梶原のケチさを強調した。

また、飛行機のリクライニングで梶原が前、西野が後ろに座ったときのこと。梶原はリクライニングを倒しゆったりしているかと思えば、前のテーブルに突っ伏して寝ていたらしい。ここでは梶原を“気が利かない男”だと言いたいようだ。

さらに、梶原には“ハナクソをほじるための指”があり、その指の爪をハナクソを取る用に伸ばしているという。「その爪が触ったおにぎりとか俺、食ってるんですよ!信じられない!」とまるで梶原をバイキン君扱いだ。

「5LDK」のセットに入ってからも、「梶原は暗くて社交的ではない」「生き方が乱暴である」と言いたい放題の西野。「生き方が乱暴」というのは、友達の結婚式に招待された際に、無断で自分の彼女を連れて行った梶原の行動のことを指しているらしい。梶原は「彼女いたら連れて行きたいでしょ」と反撃したが、普通は招待されていない人を連れてはいかない。これにはさすがにTOKIOのメンバーもツッコミを入れていた。

さて、では当の西野はどのような人間なのだろう?ここまで聞けばもうお分かりだろう。西野は“笑えないほどドS”なのだ。

ある舞台での出来事。キングコングの前の出番であったお笑い芸人“もう中学生”もドS西野の被害にあった一人だ。「少々おまちを~」と舞台袖にダンボールのセットを隠しトークに入ろうとしたところ、西野がそのダンボールをまた舞台に投げ入れたという。また、梶原が足を怪我して入院した際に西野がお見舞いに差し入れたのはサッカーボール。蹴られるわけがない。

一方で“自分が大好き”という西野は「ホンマこの顔で良かったわ~」と常々つぶやいているという。かなりの自信家である。学生時代にファンクラブがあったというエピソードもあるが、家族に確認したところこれはウソだということが判明した。

さらに酔うと後輩芸人を家に呼び、自分ばかりが映っているVTRを見せる。自分が映っていないところは早送りにして、「いかに自分が面白いか」ということを後輩に見せびらかしているのだ。この男、一体どれだけ自分が好きなのか。

そんなキングコングも結成はロマンチックだった。神戸をバイクで二人乗りしているときに、夜景スポットへ行った二人。夜景を見ながら「これだけの人を笑わそうと思ったら大変やな」と西野がつぶやいた。これに対して梶原は「俺たちならできるよ」と答えたという。過去には、お互い他のコンビも組んでいたが、さまざまな紆余曲折を経て、現在のキングコングができあがったというわけだ。

“ドSでナルシスト”の西野と“気が利かない”梶原。そんなギャップこそが彼らの魅力なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 阿見野真帆)